対馬市厳原港から遠くない場所に、対馬藩の御用船が係留した船だまり場所『お船江』または『お船屋』跡があるというので見に行ってた簡単備忘録です。
Googleマップなどで場所はすぐにわかるけども、駐車場があるのかもわからない…
道路沿いにあった標識に従い民家の間の細い道を進む点
すぐに広場に出たので駐車させてもらう。
寛文3年(1663)の造成と推測されており、ここも石が積まれた当時のままのようだ。↓
四つの石積みの突堤
訪問した時間はちょうど引き潮だったため、舟も干上がっていた。
ここは満潮時には大船も入港できる広さと深さがあり、干潮時には船が干上がるように設計されている。 これを人の力だけで造り、原型が保たれてい史跡は凄い!
スゴイんだけども…地味すぎるのが残念
現在これほど原形を保存している所は全国に無いということもあり、県指定史跡にも指定されています。
鎖国時代でも日朝外交で大きな役割を果たしてくれた対馬藩の象徴のひとつ
潮位表などで潮位が高い時に来た方が、突堤の様子がよくわかると思うけども… 干潮時は干潮時で船の修理もしていたという事で、当時の様子を想像するのも楽しいかも?
厳原港から車で約6分ほどの距離なので、船などの時間調整などにサクッと見れる史跡です。
リンク