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闘病生活

緊急搬送,脳腫瘍発覚から1年 今思うこと

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闘病生活

本日 令和3年3月15日は緊急搬送されて、脳腫瘍と告知されてから一年…
 もう1年なのか、それとも まだ1年経ったのか どちらとも思えるけど 
 自分の世界観が変わったのは間違えないです。

1年前 身体をゴトゴトと揺らされてる違和感と知らない男の人が耳元で自分の名前を叫び続けてる
 重たい目を開けると そこはサイレンを鳴らし続けてる救急車の中
まったくもって理解出来ない、昨夜は普通にビジネスホテルに宿泊して寝ていたのに…
 理解出来ぬまま いつのまにまた寝てしまったようで 次のシーンはMRIの中
あの独特の音で目が覚めた。

特に頭が痛いとか、寒気、痙攣とかいう症状は無かった。
 なので 自分でもなんで ここにいるのだろう?という思いしかなかった。
ただ 自分が全裸に近い恰好だという違和感
後から聞いた話だけど、自分は痙攣発作を起こしながら失禁もしていたようです
まったく記憶にないけど、虚ろな感じで会話はしていたようです

ただ症状はすっかり落ち着いていたので、すぐに帰れると思ったけども… 
入院の知らせ、 仕事を退職のための有給消化中での出来事
 先にやってもらっていた送別会から2日後の出来事
 会社には送別会のお礼と入院の知らせを同時にしました。
自分が担当していた顧客の引継ぎも全て終わっていたし、まるで狙っていたかのようなタイミング

今となり思う事は有給消化中での病気発覚だったので
 傷病手当金の対象となり 今も受給中です。
 この手当は最大18カ月貰えるので 不幸中の幸いです。
 また 将来的に障害年金もダメ元で申請してみようかと思ってますが、これも在職中での出来事なので詳細は分からないけど 手続きにも変化ありそうです。

とまぁ~ 結局 1週間ぐらい入院して
 そこで親も呼び出されての『脳腫瘍』の告知&大きい病院じゃないとわからないと紹介
初めは頭の中の 『おできみたいな物』と言われていたので軽い物だと思ってました…

それからは、都内の病院を紹介され 
覚醒下での開頭手術を提案されました。
自分が先生に最初に質問したのは
 『先生 自分は死ぬんでしょうか?』
 すると 先生は笑いながら大丈夫ですよと答えてくれて、すごく安心して信頼出来ると感じました。

セカンドオピニオンとかも考えたけど実行してないです。
 都内だと脳腫瘍手術で実績の多い 東京女子医科大学病院 こちらも考えました。
自分の受診した病院と脳腫瘍覚醒下手術での件数だけでみると雲泥の差
 それでも 自分は先生の笑いながら答えてくれた大丈夫を信じること
 そんな理由だけど 今となっては自分の感を信じて良かったかなと

余談:難しいから出来ないゴッドハンド

これは自分が脳腫瘍となり
都内の病院を紹介されて 自分が手術を決意した頃です。
 自分の近くに居てくれてる人が、脳腫瘍の手術について色々と調べてくれて
とある有名な医者を見つけてくれました。
いわゆる ゴッドハンドと呼ばれる方です。

すぐにメールでコンタクトを取ってくれて いわゆる秘書の方が対応してくれたようなのですが
すぐに折り返しの電話をくれたようです。
 詳しい症状とMRI画像をメールで添付してくれというので、送ったところ
都内の違う病院&医者を紹介されたようです… 

これはネット噂に過ぎないけど、どうやら成功率の高い脳腫瘍手術を専門にやっているようで、
自分は見切られてしまいました。
それが何だか悔しくてショックで…同時に自分の症状って悪いんだなと再認識

目指すは元気に再就職

自分の脳腫瘍が発覚してから 約半年後 コロナの影響で手術は伸びたけど 
手術も終わり もちろん 完治じゃなく再発のリスクはあるけど一安心です。

今では手術の影響で左半身に麻痺も残り、癲癇発作を起こした経緯からも 車両の運転も禁止
 以前のような車を使っての外回りの仕事はもう出来ないですね…
それでも 今は元気に生きてます。
 麻痺もあり 3か月ごとのMRI撮影で再発におびえてるけど…
 それでも生きてます

この1日1日に感謝して 大切に行動して
 また社会復帰することが当面の目標です

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