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鹿児島 圧倒される黒酢が入った壺が広がる景色。 坂元のくろず「壺畑」情報館

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鹿児島県霧島市福山町や隼人町には、江戸時代から米を原料にした食酢が屋外で壺を使用し醸造されてます。現在でも伝統的な手法で作っている造所があり、屋外に壺がずらりと並んだいわゆる壺畑とが見られます。

戦後は安価で作れる合成酢が出回っているので、伝統的な手法でつくっている造所は減っている。
けども黒酢の発祥の地と鹿児島県に来たのならば、是非とも壺畑は見てみたいと訪ねてきた個人的な備忘録となります。

周辺には何社かの壺畑があるけども、今回はご縁があって坂元のくろず「壺畑」情報館を訪問。
 まるで美術館に来ているような綺麗な建物。バリアフリーもばっちり

バス専用の駐車場も用意されている坂元のくろず「壺畑」情報館
ここまで来る途中にも壺畑はちらほら見えており期待が高まる。

館内に入るとすぐお土産コーナーが目に入るけども、まずは壺造り黒酢「坂元のくろず」の歴史や製法を学ばせていただきます。 しかも無料で学べるんですよ!

自分のように短い文章でも読むのが苦痛に感じてしまうアホに対しても、映像を踏まえて教えてくれる優しさ。

江戸時代から使われている薩摩焼の壺。目の前にすると大きい。
使用している壺の中には200年以上繰り返し使用している壺もあるらしい。

原料は蒸米、麹、地下水だけで仕込むくろず
自分も大病になってから、自然発酵食品の優しさを好むようになった。

レストラン先のテラスから望める壺畑。この見渡す限り無数の壺が見たかったんだよね。
黒酢なので独特の香りは周辺道路を走っているときからもしてましたが、ここではより強く感じる。

桜島と錦江湾をバックに広がる、約二万個の壺が並ぶ壷畑のロケーションは壮観。
この三方を山に囲まれた地形が生み出す気候・地下水・薩摩焼の壺が、黒酢を生み出す微生物にとっては好都合らしい。

半年~3年ほどによってわかれている壺畑。 周辺にも他にも壺畑が広がっており圧巻だ。

壺畑を見ながら説明もしていただき、妙な興奮状態で再びお土産コーナーへ。
黒酢はもちろんのこと、黒酢アメやドレッシングなどの調味料と様々。

試飲もさせていただいたのですが、3種類の黒酢飲み比べを体験させていただきました。
  もっと癖が強いかと思っていたけども、飲みやすくて思惑通りに購入しちゃいました。笑

桜島に向かう途中 せっかくなのでと黒酢の郷 桷志田にも立ち寄り。
  営業時間が迫っている中だったけども、こちらも大型バスが寄れるような施設だけあってお土産品なども充実だし、黒酢畑が自分の目線上で楽しめる。