対馬の観光で検索しても必ず出てくる場所でもある、「椎根の石屋根倉庫」
その石屋根という独特の文化を是非とも見たい!
と思い行ってきた個人的備忘録です
場所は、小茂田浜公園から近い場所。
椎根の石屋根倉庫と一緒に見学ルートを組むと良いと思う。
特に駐車場なども設けられてないので、近くに路上駐車をするしかないです。
ここも観光バスが来るらしいけど、バスみたいな大きな車 どこに停めるのだろうか?
という自分も交通量が少ない道路といえ路上駐車なので、朝早く手短に見学
周りを田んぼに囲まれている、長閑な場所にあった。
近くで見ると、石屋根も平らな石(石板)が葺かれており。
国境に近い島・対馬だからこそか、余計に異国情緒溢れる雰囲気に感じる
観光地らしく解説版が用意されていた。
この解説版には英語表記はあるけど、対馬訪問で一番多いだろう韓国人向けのハングルは無かった…
韓国人観光客が増える前から掲げられてるのかな?
解説によると、この椎根の石屋根倉庫は・米・麦及び雑穀・衣類・什物・貴重品を火災から護るための倉庫であり、中は格納する部分が区画されているらしい。
主屋から著しく離して建てるのも防火上の配慮からであり、人は住んでないらしい。
自分でも調べてみると、農民に瓦葺が認められなかったらしく、それで石屋根で対応したという情報もあった。かつては対馬には多くの石屋根倉庫が存在していたらしいけども…改造やら解体されていっているらしい
中の様子が気になるけども、窓のような物は無く。 まったく見えない
もっと古い倉庫かと思っていたけども大正生まれ。
石板を屋根に葺く文化は、いつ頃から始まったかの詳細は不明らしいです。
消防団の建物と一緒にトイレがあった。
公衆トイレじゃなく、公衆便所というストレートな表記。
Googleマップだけの情報で訪れたのですが、石屋根倉庫は1棟だけじゃなく近くには他にも石屋根倉庫がありました。
かつては島内で多く見受けられたというだけのことはありますね。
でもよく見ると、ほとんどが石じゃなく瓦が葺かれている
観光用じゃないためなのか、保存状態はあまり良くないです…
ある意味リアルな姿かもしれないけども
こちらの石屋根倉庫群は、今でも使用されているような雰囲気。
現役の雰囲気もあるので手短く、静かに撮影させてもらいました。
火災には強いと思うけど… 耐震性などはどうなのだろうか?
椎根の石屋根倉庫という、どこか異国情緒を感じる素晴らしいところでした。
石屋根倉庫はここだけじゃなく、対馬空港近くだったり、万関橋近くの休憩所スペースにもあるので見るだけなら可能です。
ただ対馬に訪れて時間が許すなら、ここ椎根の石屋根倉庫の方が周りの雰囲気も含めておススメです。