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都道府県別B級珍スポ

埼玉の有名スポット  手掘り一筋の巌窟ホテル と ワイルドでエモい 岩室観音

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埼玉県の吉見町には有名な珍スポット『吉見百穴』 があります。 
 自分もいつか行きたいと思っていたのですが、旅行支援とゆうありがたいキャンペーンにあやかり、気になっていたエリアを探索することに。

今回は吉見百穴を目指したのですが、その途中にこれまた有名な岩窟ホテルと現地で知った岩室観音 このどちらもワイルドでエモさ好きな人には堪らないスポット。 そんな場所へ訪ねてきた個人的な備忘録となります。

東武鉄道東松山駅からバスに揺られること約15分

にしても初めて訪ねる土地でのバスは緊張します。 下調べしても乗り場やどのバスに乗ればいいのかで毎回迷う… 

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ノミとツルハシで1日30センチ掘り進めた 岩窟ホテル

バス停からとことこ歩き到着した岩窟ホテル
1904(明治37)年 農家の高橋峯吉さんが、46歳の時からノミとツルハシだけで21年間掘り始めた人工洞窟


過去に崩落などもあり、フェンスなどで中には立ち入れないことは予め知っていたけども…こんなにも草木が生い茂っているとは…

向かいには岩窟ホテルを掘った子孫が今も営業している岩窟売店
あとで立ち寄ろうと思ったけども、コミュ障が発動して入れず…

フェンスの隙間から見ると 窓らしき場所に洒落た格子が見えますね。 

もともと岩窟ホテルという場所で建築していた訳ではなく、高壮館という名前があったそうだ。
それが何故と由来を調べてみると「巌窟掘ってる」と言ったのがなまり、巌窟ホテルになったと説明があった。

中央玄関だろうか?
内部のテーブル・イスなどもノミで彫っていたようだ。 峰吉さんが亡くなった後は養子の方が引き継ぎ、戦時中などは中断されつつも昭和40年頃まで掘っていたらしい。

その執念と珍しさからも海外ニュースなどでも取り上げられることもあったとか。岩窟売店では数少ない資料や内部の写真があり見る事ができるそうだ。

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山門のようなお堂 岩室観音

岩窟売店の反対側にある江戸時代のものとしてはめずらしい“懸造り様式”の岩室観音
その外見の古さから入れないと思ったけども、誰もおらず自由に入れた。

ここの観音の歴史は古く弘仁年中(810~824年)といわれているそうだけども、確かな記録は残っていないそうだ。
 現在のお堂は江戸時代の寛文年間(1661~1673年)に再建されたもの。

2か所ある88体の石仏をすべて拝めば、四国八十八ヶ所を巡拝したのと同じ功徳があるそう。
旅行が一般的じゃない時代には、もっとありがたい場所だったんだろうなと想像できる。

順路が設けられており、画像右側の階段から上がり、左側の階段から降りてくるようだ。

この奥裏手にも「胎内くぐり」があるようだけども、足場も悪く、他に人もいないのでやめておきました。

2階のお堂内部も拝観可能なようだけども…階段が急すぎる! 
この階段の勾配のきつさからも歴史を感じて好きだけども…特に降りる時は怖かった

階段のキツさから諦めようかと思ったけども…折角だと無理のない範囲であがってきた。

厳かな雰囲気漂うご本尊が祀られている。 
江戸時代からどれだけの人がここを訪れたのでしょうか? そんな場所に今は自分1人 なんだかエモく感じてしまう。

画像が荒いので拡大でも見ずらいと思いますが、馬の絵馬が奉納されてます。
こんな貴重そうな物が手が届きそうな場所にあるだなんて

小さめな岩室観音の見学はすぐに終えるかなと思いつつ見所はマジで満載
この天井そのものはもちろん。江戸時代からあるような千社札からも歴史を感じますね。

現在は文化財指定を受けた神社仏閣に千社札を貼る行為は文化財保護法に抵触しますので注意

2階からは次の目的地 ”吉見百穴”が見え 思わず「おおぉ~」と出てしまった。
吉見百穴も癖があるスポットだと思ったけども、その手前にある巌窟ホテル・岩室観音とみんなワイルドでエモいスポットだった。