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静岡 初めてなのに懐かしく感じる。伊東温泉観光・文化施設 東海館

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静岡県伊東市にある伊東温泉観光・文化施設 東海館

言わずと知れた温泉地にある東海館。 昭和3年に庶民の温泉宿として創業し、昭和13年に伊藤線開通により湯治客から団体客が多く変化していた時にも、東海館を増改築するなど時代のニーズに合わせ変化し、沢山の方々に親しまれ大いに賑わったところが現在見学できるので訪ねてきた個人的な備忘録です。

古き良き木造建築な外観

東海館に到着。 専用駐車場は無いけども、近くにはコインパーキングや市営駐車場など観光地なので多くあるので安心。

にしても外観から素敵すぎる。これだけでも満足になりそうになる。

 今は見学が出来る文化施設だけども、隣接する棟には外国人にも人気なホステルがあるようなので気になる方はチェックしてほしい。  こちらなら今でも市の文化施設に宿泊出来ちゃいます。←リンク張ってあります。 

まるで本当に旅館に来たような気分になる、手動の引き戸をあけ入館

旅館営業当時の道具も展示

入館料を支払い見学開始。 中にはレトロ雰囲気溢れる喫茶店などもあったけど、訪れたのが閉館まで1時間もなかったので断念。 またの楽しみにしておこうかと思う。

東海館を一般開放にするにあたり、平成11年からの2年間にかけて耐震補強などの工事も実施されており、その一部が今でも見学出来るように開放されている。

昭和3年に庶民の温泉宿として賑わい続けてた一方、建物のすぐ裏には川もあり見えない箇所でもダメージが蓄積されていたようだ。 だけども安心して見学出来るように補強工事済

3階建の東海館、各階別々の棟梁が担当工事

一階 戸建て風の雰囲気が残る

東海館は3階建てとなっておりますが、増改築のさいには当時 有名な棟梁達が各階を担当しているので各階により雰囲気が異なっているのも見所の一つです。

にしても桧や杉などの高級な木材や変木とよばれる形の変わった木々を用いられており温もりを感じる。

一部を除き客室も見学できる。 本当にこのまま宿泊したい気分になってくる。

東海館のすぐ裏手には川が流れおり、これまた雰囲気溢れる空間となっている。

 あえて何も予定を入れない旅でもしたくなってくる。

東海館は3階建ての旅館であり、想像以上に大きいです。 丁寧に見学しているとあっとうまに1時間なんて超えてしまう。

 旅館として開業していたときは、どれだけ活気が溢れていたのだろうか… 

ここ東海館には週末限定ながら今でも日帰り入浴が可能なようです。広い温泉施設ではないので男女入れ替え制となっている。

あとテルマエ・ロマエのモデルにもなっているらしい。

最上階には望楼 Top Floor

最上階は望楼となっているので行ってみたいが急な階段だ。
 文化施設でもあるのでエレベーターなどはなく、今も昔と同じように自分の足であがるしかない。

 今までどれだけの人がこの木の手摺に掴まったのだろうか? 手摺も味がありすぎる

望楼は昭和24年に増築されたスペースのようだ。少し離れた距離から東海館を見ると望楼がよくわかる。  広いとは言えない場所だけども360度が見渡す事が出来る。

完成当時の周辺には低層建物しかなく、望楼からの景色は天城山も見え絶景だと評判だったようだ。

訪問時 夕方&曇りなので見づらいけども海も見える。

望楼まであがってくると中庭が吹き抜けになっており、光が注ぐ工夫がされてるのがよくわかる。

120畳敷きの大広間

この圧倒的な広さ。 湯治客や団体客たちがここで宴会をやり大盛り上がりだったと思うと、訪問時の静けさがまたセンチメンタルな気分になる。 

にしても角を曲がって、いきなり芸妓のマネキンがあるから心臓が痛くなるくらい驚いた。

芸妓さんたちが唄や踊りで座に興を添えてくれたことでしょうね。

舞妓と芸妓の違いに髪飾りの有無を聞いた事があった気がするけども、自分の勘違いだったようだ。

明治時代の雛飾り

訪問時 時期的にちょうど大広間にはどーーんと雛飾りが飾られていた。

どれも立派で目を奪われるけども、特に明治時代の雛飾りが今でも見られるのは貴重な経験をさせてもらった。

大広間にある照明もしまった。雰囲気があり、首が痛くなりそうなほど見上げてしまった。

軽い気持ちできた東海館。 良い意味で裏切られ閉館時間も迫っており 半ば心残りがある状態であとにした。 外に出ると東海館の外観にある灯りが灯されており、 ちょっと例えとして違うと思うけど、千と千尋の神隠しの世界みたいと思ってしまった。

裏手の川の反対から見ると、こちらも照明が点されており。 もっと暗くなるとまた別の雰囲気になったことだろう… さきほどまでいた最上階の望楼が目立ちますね。

 奥の建物には冒頭に記載した通り現役で泊まれるホステルもあり、近く宿泊しに来てみたいと心に強く印象残る地だった。