求人票を手当たり次第に検索していると、防火管理者という資格を文字を見つけ興味を持ったので時間はあるので受講してきた個人的な備忘録です。
※資格を取得し消防署に選任届を出し、承認されて初めて防火管理者になれます。
受講よりも枠がすぐに満席になってしまう講習に申し込むのが一番大変かも。
年齢層もバラバラな防火管理者講習会
防火管理者には甲種と乙種の2種類があり、対象の建物規模に応じて分けられます。 どちらも受講するにあたり特に制限はありません。 ただ乙種は受講1日に対して、甲種は2日間の講習を受ける必要があります。
自分は時間もあるし、受講料も1.000円ぐらいの差だったので規模の制限が無い甲種を受講。
画像は受講会場の初日受付での様子。 受講者の男女比は7:3ぐらいで、年齢層は本当にバラバラ。
受付が終わると座席番号を伝えられ着席。
席にはスケジュール表とテキスト。 そして講習会では使う事が無かった 消防訓練のテキスト&DVD。 これらは実際に防火管理者になる方なら消防計画表作成時や職場での避難訓練時に役立つ物だと思う。
講習会は基本座学のみながら、命に関わる大事な講習。画像は休憩時間
予めスマホは禁止と当然のアナウンスはあったけども、近くにいた若者はテキストを開くことなく、耳にはイヤホン、スマホをいじっている。
昼食後にもなると、あちこちからイビキが聞こえてきて五月蠅い。思わずそちらを見ると、机に伏せて寝ている。 休憩時間が過ぎていても平然とダラダラと戻ってくる人もチラホラ
鳩が集まってきてちょい怖い
もちろん真面目に受講している人の多いけども、本当にいいのか?と心配になってくる受講生の方が目立ってしまう。 そうゆう自分も昼食後は何度もウトウトしてしまった…
今回参加した防火管理者講習会は甲種と乙種の同時開催。
乙種は1日だけなので、2日目の受講生は甲種希望者のみ参加。 ただ受講生の約8割は甲種希望者のようだ。
講習会は座学のみだけども、講習会の最後には甲乙種ともに最後には効果測定(テスト)がある。
講習会の最後にはテストがあるよ
講習会最後にはテストとして3択問題が10問、合格ラインが6問という説明があった。
講習中 講師がここが大事という所が重点的に出題されるので、付箋や線でも引いておけば6割を目指すなら難しくないと思う。 テキストを見ながらでもテストを受けれるけども、まったく講習会を聞いていないと分厚いテキストから正解を探すだけでも大変やと思う。
テストは自己採点、本当に形式上の効果測定。 テスト終了後は全員にカードサイズの修了証が配布され、帰りの会もなく自動解散。
自己採点なのでいくらでも不正は出来るし、修了証を受け取るさいに年配の受講生が『私 テスト2割しか出来なかったのですが受け取って良いのですか?』と正直に申告してました。 本来ならば追加講習があるようだけども、今はコロナ禍という事で出来ないという理由で普通に配布。
そんな稀にみるゆるゆるな講習会だったけども、人命に関わる国家資格でもあり、いざ防火管理者として適正な管理業務を怠ると刑事罰などが科せられるなど責任も大きい。
まぁ~自分は無職なんだけども、個人的には知床観光船沈没事故みたいなずさんんな管理体制の直後だから余計に腑に落ちない気持ちになった。