山梨県南都留郡富士河口湖町には、平成25年6月登録された富士山世界遺産構成資産・船津胎内樹型と呼ばれる場所があります。
超ざっくり説明すると、富士山が噴火したさいに流れた溶岩流が大木を取り囲んだまま固まって、木は朽ちても大木の形が残ったものが溶岩樹型と呼ばれているそうです。
また内部の形態が、まるで人の胎内にも似ていることから「御胎内」と呼ばれ、富士講信者の信仰対象となり江戸時代から「胎内巡り」が定着していったらしい。
このブログは船津胎内樹型を訪ねてきたというだけの、歴史解説もない、ただの個人的な備忘録となります。

船津胎内樹型がある無戸室浅間神社と河口湖フィールドセンターに到着。
駐車場やトイレなども完備。

レトロな雰囲気漂うベンチがいい感じ

入洞受付もある河口湖フィールドセンター内
ガイドウォーク受付やクラフト体験・建物内にはショップコーナーもあった。

窓口で拝観料のお支払い。
最初気が付かないで、いきなり入洞入口まで行ってしまった(;´Д`)

無戸室浅間神社
扁額を見ると胎内神社とある。

歴史を感じられる社殿内部。

天井を見上げると富士山を信仰とする信仰の歴史を感じ取れる。
富士山の歴史を学べるふじさんミュージアム・御師旧外川住宅などを以前訪問しているので、余計にテンションが高まってしまった。 車なら船津胎内樹型からでも10分ぐらいの距離なのでおススメな場所。

マストアイテムのヘルメットなどは無料で貸してもらえる。

賽銭箱の後ろでポッカリと口を開けるている入口。

隠し通路のような感じもするので怖さよりもワクワクがとまらない!

最初と最後に段差はあったものの、基本的には通路はフラットな箇所が多い。
ライトも持参してきたけど、必要ないくらいに洞内は明るい。

肋骨状に波打つ壁からも大木の形跡だとわかる溶岩樹型
「胎内めぐり」を行うと、一度母親の母体に戻り生まれ変わって心身ともに清らかになるという意味もあってか、ご利益があるそうな。

神秘的な空間にうっとり。
今でこそ照明設備が完備され、足場は踏み固められているけど…江戸時代は蝋燭片手だもんな。

船津胎内樹型でメインともいえる【母乃胎内】
ここは人がすれ違うのは無理で、進むも戻るも常に屈む必要ある難関箇所。

しかし、訪問日は前日の雨で浸水しており立入禁止。
拝観料を支払うさいには窓口で見学出来ないけど大丈夫ですか? と確認もあって、承知のうえで入洞したので問題なし。 いつかリベンジに再訪問をするぞ!

他にも丸い溶岩樹型などあり、そんな箇所でもちゃんと照明が灯されているのはありがたいね。

総延長約68メートルの胎内巡りもようやく出口が見えてきた。
自分で好き好んで洞窟に入っているのに、出口の明りを見ると安堵するのは我ながら不思議。

溶岩によって土がほぼ無い環境ながら、力強く生きている富士の木々と苔たち。
周辺には他にも大小100近くの溶岩樹型洞穴が点在しているという。

