京都市東山区の京都ゑびす神社「恵比寿神社」は日本三大ゑびすのひとつとされており、鎌倉時代に創建された「建仁寺」の鎮守社として「えびす様」を祀られたのが始まりといわれており、現在でも参拝者からは「えべっさん」の名で親しまれているそうです。
商売繁盛には無縁な自分も、「えびす」というどこか金運を感じる素晴らしい響きに誘われるよう、京都ゑびす神社を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
一之鳥居の次に木の門が連なっているのが面白い
熊手にネットを括りつけてまでお空中を舞うお賽銭を受け止めてくれる。
どうやら上手くお賽銭が入れば縁起が良いと言われているらしく、なんか日本人が好きそうなだなとも思った。
なんか千葉県にある長九郎(ちょぼくり)稲荷神社を思い出した。この神社も全体が面白い。
お賽銭を上に投げるというのは禁忌のようにも感じてしまう自分。
でも ここでは公式でOKなので積極的にできる。
ん? 何やら立札が用意されており、そこには「正面お詣りの後 左側の奥へお廻りになってお詣りください」とある
「優しくトントンと叩いてください」
神社で聞かないワード まるで呼び鈴が壊れた個人宅玄関のようだ
どうやらゑびす様がご高齢の神様で、お耳が遠いので正面のお参りに気付いてないかもしれないので念押しで左側からもお参りするそうだ 笑
自分にとってのえびすは、不謹慎ながら↑のイメージの方が強い
財布塚には使い古した財布を名刺塚には使い古した名刺を奉納して開運を願うそうです。
パナソニックの創業者である松下幸之助は名刺塚。ヨシボーの創業者である吉村孫三郎は財布塚を寄進したようで、やはり京都ゑびす神社と商売繁盛の関係性も経済界の大物が証明してくれている
訪問した時は空いていたけども、毎年ゑびす神の誕生日(1/10)をはさんだ5日間は十日ゑびす大祭(通称・初ゑびす)という事で、境内に人が入りきれず道路にも溢れるぐらいに人が訪れるようです。
いつか自分も木像のゑびす様とご縁があるような立場になれたらまた訪れてみたい。そんな日が来るかな…