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京都 インスタ映えだけで済ませるのは勿体ない 明治を感じる蹴上インクライン・南禅寺水路閣

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今回のテーマは指摘される前に、自分でもわかってますが… 観光雑誌でもおそらく蹴上インクライン・水閣路は掲確実に載されていると思うメジャースポット。


ただ自分が存在を知らないだけだけだったので、歴史背景とか細かい説明とか書きだすと長文になりそうなんで簡潔に綴ります。そんな訪問備忘録です。

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まっすぐなレール跡が見たい!けどなんでレールがあるの?

京都市営地下鉄東西線の蹴上駅

まっすぐなレールが見たいと訪れたのは、京都市営地下鉄東西線の蹴上駅。 ここを最寄り駅としてインクラインを見に来ました。 「インクライン」とは傾斜鉄道のことらしいです。

旧御所水道ポンプ室が見える

 蹴上駅前は特に何もないのに、駅周辺には観光客が多い気がする。 それもそのはずさすがメジャースポットの最寄り駅。

画像は駅から少し歩いた場所。右側には旧御所水道ポンプ室が見える。 明治期を代表する宮廷建築家出来ている。実際はもっと近寄れるけど都合によりこちらから撮影。

水量豊かな琵琶湖から京都へと水を運ぶ「琵琶湖疏水」
にしてもここまでは人がいない…皆何処にいったの?

水量豊かな琵琶湖から京都へと水を運ぶ「琵琶湖疏水」
明治になると京都から続々人口が減り、そこで都市再生として琵琶湖疎水の建設に着工したらしい。
 隣 滋賀県の琵琶湖から引いた疎水(発電などの目的で、土地を切り開いて作った水路) 疎水を利用して水力発電所や舟運の活性化などを目的として、日本人のみで設計・施工された土木技術史上貴重な場所

琵琶湖疏水の高低差の水圧だけで動いている噴水

順番が入れ替わりますが、先に蹴上インクライン後半の景色。

疎水の終盤には噴水があり、その少し先には無料の琵琶湖疏水記念館があります。 蹴上インクラインなどの歴史も動画解説などで教えてくれるので、これまた理解しやすいのでおススメ!それに嬉しい無料。

画像中央にある噴水 実は電気モーターで動いているわけではなく、琵琶湖疎水の高低差のみを利用して吹いているらしいです。 この事実を知ってから噴水を見ると水量の豊富さが伝わってくる。

これが見たかった線路、にしても人多いから写真は難しい

全長582メートルの蹴上インクライン

ゆるやかな下り坂に582mのレールが続いている。

 舟できた旅客や貨物を乗せ替えることなく舟ごとレールに乗換えて陸送できるようにした傾斜鉄道。

にしても、画像2枚目の 旧御所水道ポンプ室 あたりでは観光客がほぼ居なかったのに、駅周辺で見かけた観光客はすぐこちらに来てるようですね。 そしてこの画像はインクラインの後半です( ;∀;) なので本当はもっと圧巻した光景が見れます。

皆 線路をまたいで動画なり写真を撮っているので、もっと良い写真なり動画を撮りたい人は早朝が良いかも。さすがメジャースポットは人の多さが段違い

インクライン・傾斜鉄道の案内板

途中 インクライン(傾斜鉄道)の説明看板があったけど、ほとんどの人が素通り。

にしても この看板の裏に水路があり、その勢いがすごかった。

琵琶湖疏水で使用されていたものを復元した三十石船

インクラインの途中に琵琶湖疏水で使用されていたものを復元した三十石船が展示されてる。

この蹴上インクライン  当然ながら歩道目的じゃないし、砂利が敷かれているので歩くのが少し大変かも(;’∀’)
 自分は何度も転びそうになりながら、ゆっくり歩きましたよ。

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蹴上インクラインを見たら南禅寺水路閣も見て欲しい

南禅寺水路閣

ここは南禅寺境内にある水路閣。 紅葉、桜のスポットとしても人気が高いようです。 実際に観光客も多く、修学旅行生も多く 皆 撮影タイム。 南禅寺の境内に入るだけなら費用もかからないので無料で見学できます。

南禅寺水路閣

明治23年に竣工した水路橋、 煉瓦造りのアーチ構造が美しい、近代化遺産に登録されてるのも納得だ。
観光客は、これでもかというくらい撮影タイム

高台からの水路閣

折角だからと実際に水路橋を上から覗こうと移動中。 
 にしても 少しの紅葉だけど近代化遺産との相性は抜群で美しく感じる。

こちらの水路閣 建設当初はお寺の境内に水路橋をつくるなんて反対だ! 景観が悪くなるから反対だ! なんて声もあったらしいけど、こうして時が立てば、そんな意見も変わっていくもんなんですね。

先ほどまで大勢いた観光客は誰もいません。 上まで来たといっても歩いて3分も掛かってないのに…

上から見た水路閣

うん。 やっぱり水路橋は下から見上げるのが美しいのかも…
 これはこれで味があって好きだけどね。