衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきた六道珍皇寺
そして現世と冥界を井戸を通じて行き来した男「小野篁」
少し怖さを感じるけども、それ以上のワクワクを覚えながら六道珍皇寺を訪問してきた、個人的な備忘録となります。
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六道珍皇寺・『みなとや幽霊子育飴本舗』がある地域一帯は、かつて鳥辺山周辺は古くからの葬送地で鳥辺野(とりべの)と呼ばれており、鳥葬ようは遺体を野ざらしにして葬られていたそうです。
火葬するお金もないし、お墓なんてある程度の身分がないと禁止されていたそうだ
今昔物語にもある梵鐘「迎え鐘」
鐘の下には冥界に通じる穴が開いていて、そこからあの世への鐘の音が響くといわれているそうな
鐘を鳴らした後の綱を見て、心が病んでる自分には綱が卑猥な物にしか見えなくなっていた
けども盂蘭盆の時期になると境内には露店が建ち並ぶぐらいのに賑わいを見せるようだ
ここ六道珍皇寺から徒歩5~6分で行ける安井金比羅宮は人が多かった…こちらも魅力的な場所なのに…。
※厳密にいうと行きは冥土通いの井戸で帰りは黄泉がえりの井戸と系統が違うらしい
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