”宇宙よりも遠い場所” というアニメがあるようだけども、本当にそのタイトル通りにも感じてしまう南極・北極。
東京都立川市にある国立極地研究所 南極・北極科学館は、 南極や北極ではどんな観測研究活動がおこなわれているかを紹介している施設。 国立極地研究所の日頃の研究成果や活動をわかりやすく、太っ腹に無料で公開展示。
このブログは国立極地研究所 南極・北極科学館を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
東京モノレールで最寄り駅である高松駅を目指します。 モノレールなんて普段乗る機会ないから先頭車両からの景色が面白い。
駅から徒歩10分ぐらいで到着した国立極地研究所 南極・北極科学館。 駅周辺は公共施設や国の研究施設等だらけ… 建物と入口を探すのに少し迷ってしまった。
館内に入るとまずは詳細な南極・北極大陸の地図がお出迎え。
描かれた地図は見れば見るほど発見があるので面白い。 ちなみに地図は入口横の売店でも販売されてるという完璧な動線。
ミュージアムショップも大きくは無いけども、普段なかなか手に入らなそうなグッズも多々ある。興味深いカプセルトイも充実。
そして驚いたのが売店スッタフの方が南極観測船の経験者の方であるときもあるそうだ。
平日に訪問&駅からは人通りも多くなかったので見学者は0かとも思っていたけど、実際は本格的な学習で訪れているグループもいた。 能天気に見学しているのは自分くらいw
一般の人でも高額な料金を支払えば南極大陸に行けるツアーがあるようだけども、ここなら無料で南極の氷にもタッチできるのでお得だねw。 よーく氷を見ると発見があるので面白い
興味が湧きやすい展示方法で理解がしやすい。
こうして日本列島と比べると、改めて南極大陸の大きさに驚かされる。
展示室は大きくはないワンフロア―だけども、展示物が実に豊富。
南極点まで往復5,200kmを走破した雪上車の実物が展示されており、雪上車マニアも大喜び間違えなし!!
日本でただ1匹南極で越冬した三毛猫「たけし」
ペットとして第1次南極観測隊に同行したらしい。まったく知らなかったので帰宅後も色々と調べるほど興味がわいてしまった。 カワ(・∀・)イイネ!!
展示されている隕石たち。
南極の平均1900mもある分厚い氷のおかげもあり、隕石が氷の中に保存されていることが多いらしい。顕微鏡で見れる工夫と月と火星の隕石もあった。
南極・昭和基地で撮影されたオーロラの映像がみれるミニミニシアター。
内部だけが撮影禁止となっているけども、リクライニングできるイスもあり快適。 おっさんが爆睡してて、しばらく入場できなかったw
極地に生息する生物たちも正面だけじゃなく裏側からも見れてたのしい。
この後に出てくる海の中の生物が普段見れない珍しくてよかった。
でもね人によってはキモく感じるかも
本当はもっと展示されているのですが、それは訪問してのお楽しみということでw
にしてもゾクゾクとするような生物たちもいるね。極寒でも生息している海中生物の存在は知っていたけども初めて見れた。 個人的にはヒモムシが見れてよかった~
迫力あるホッキョクグマの剥製。
剥製だとわかっているけど、目の前に立ってみたら爪が恐ろしくて怖かった…。
極地の低温を体験できる部屋みたいのは無いけども、純粋に極地を様々な角度から学べ・非常に楽しめた国立極地研究所 南極・北極科学館。
日曜日・月曜日は開館していないので注意してください。