青森県西津軽郡鰺ヶ沢町には、地元出身力士の舞の海をはじめとする郷土出身力士の紹介だけじゃなく、相撲の伝統なども伝えてくれる展示館があるらしいと知る。
その場所は海の駅わんどという道の駅のような施設内の2階にあるらしい。
過去にも海の駅わんどは来たことがあったけども、鰺ヶ沢相撲館 舞の海ふるさと桟敷の存在はまったく気づきませんでした…。
鯵ヶ沢町を離れてから気付き悔しかったので、訪問のリベンジしに鰺ヶ沢相撲館 舞の海ふるさと桟敷を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
途中立ち寄った道の駅。 そこでは信じられないよう安価で販売されているメロンや西瓜
県外から観光バスで来た人たちは皆、自宅発送を依頼してたけど納得の値段よね。 メロンなんて5玉ぐらい入って1.000~1.200円ぐらいだもん。
場所は変わってJR五能線・鰺ケ沢駅から近い場所にあるショッピングセンターパル。 その駐車場内にあるたこやき西海
ここで揚げたての西海チキンボーが最高に美味しい。
希望によってマヨネーズをかけてもらうことが出来るけど、自分は無しにして鳥の塩気を感じながら、パリパリの衣にかぶりつくのが大好きだ。
3年連続で訪問するほど気に入っている笑
同じ鯵ヶ沢町にある海の駅わんど。 その敷地内にはブサカワ犬「わさお」の銅像があるけども、今回は2階にある鰺ヶ沢相撲館 舞の海ふるさと桟敷へ。 海側の建物入口から入ると2階へあがる階段場所がわかりやすい。
靴を脱いで階段をあがっていくスタイルで、なんかむかし通っていた塾を思い出す。笑
自分の相撲に関する知識なんてニュースを通しての結果ぐらいしか無い自分。
そんな自分が訪れてもいいのだろうか? それでも長い大相撲史の中で軽量だった舞の海は好きだった。
もっとこじんまりしてる館内かと思いきや、中は広く綺麗。
相撲に関係する様々な事がパネルで紹介されており、ここは「力士回廊」というらしいけど、なんか圧がすごい名だ。
地元鯵ヶ沢が生んだ平成の牛若丸こと舞の海。 そしてボノちゃんこと曙太郎。
身長203cm の曙に対して身長170(169?)㎝の舞の海。
2人の初顔合わせ1991年11月場所では、圧倒的に不利な体格差ながらも三所攻めというレア技を駆使して見事勝利。舞の海は技能賞を獲得。
館内で特に人が集まっていたのが「土俵桟敷」。
舞の海・厳選20戦の様子が土俵のスクリーンに上映され続けており、 技のデパートとまでいわれた取り組みが終わるたびに拍手があがっていた。
個人的に一番感動してしまった写真。
まだ若い舞の海の新弟子検査のようす。 身長が4センチ足りずに手術でシリコーンを頭に埋めて2度目の検査で合格したは話は有名。
舞の海の他にも青森出身力士の活躍が紹介。
相撲好きの人なら絶対に楽しめるのは間違えないけども、自分のようなにわかにも満たない知識でも楽しめた。
よくわからない郷土館より見応え充分なのに、無料という努力がすごい鰺ヶ沢相撲館・舞の海ふるさと桟敷。