埼玉県川越市にやってきました。 都心からも近く蔵造りなどの街並みが楽しめる小江戸川越。いわずとしれた有名な観光地です。 そんな陽キャな観光客も多い中、自分が訪れてきたのは喜多院にある五百羅漢です。
ここ川越の五百羅漢は日本三大五百羅漢の一つにも入ったり入ってなかったり、そんな場所を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
やってきたのは川越大師とも呼ばれている喜多院。
大型観光バスなども駐車場にありツアーにも組み込まれているようで広い境内にはたくさんの参拝者。
ようやく五百羅漢への入口を見つけたけども、併設する売店では拝観チケットを販売しておらず違う場所のようだ。
拝観券購入前だけども、五百羅漢の伝説が記載されている解説板を見つけた。
深夜当山の羅漢さんの頭をさわると、一体だけ温かく感じる羅漢さんがいて、昼間その羅漢さんの顔を見ると、自分や身内に似ているという伝説があります。
どうやら拝観券はこの中で購入し、三代将軍徳川家光公誕生の間・春日局化粧の間と五百羅漢がセットだった。五百羅漢の単独販売は無かった。 ※こちらは室内撮影禁止
ようやく手に入れた拝観券。
さっそく見学していこうと思うとこんな張り紙が
五百羅漢の伝説を検証したい人が多いだろうけど、テレビで放送した時に触ったのは特別なんだから触るなよというお願い。
もっとも伝説を検証するには、時間外の夜に訪問しないといけないので元から無理。
中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来、地蔵菩薩
スペースとしては広くないながらも、周りには表情豊かな538体もの羅漢さんたちが鎮座している
天明2年(1782)~文政8年(1825)にかけて造立されたという。
ちなみに5百羅漢は500を超えても、超えてなくても5百羅漢になると説明しているサイトもあった。
にしても表情が豊かななのはもちろん、マッサージを表すなどの共同作業羅漢もあった。
にしても多くの参拝者は小銭を置いていくのが好きなようで、こちらの羅漢はまるで小銭を求めているようになってしまった。
本を読んでいる羅漢。 その本の上にも小銭が置かれている…
中山きんに君のようにパワーと叫んでいるようにも見える
そのポージングにも小銭が置かれており、よくよく見ると日本じゃないね。真似していくのかしら
表情が豊かだったり、面白い動作、干支と一緒だったりと本当に豊富でじっくりと見てられる
てへぺろ
喜多院での伝説は他にもあるのですが、個人的にはこの五百羅漢が一番見応えがあるかなとも思える。
五百羅漢の伝説も「深夜こっそりと羅漢さまの頭をなでると、一つだけ温かいものが必ずあり、それは亡くなった親の顔に似ている」 なんていうパターンもあるようです。
どちらにしても夜の参拝は出来ないので伝説実証が出来ないことには変わりないが、このまま実証なんてせずに伝説のままで良いと思う。