東京都渋谷区渋谷駅近くにある東福寺。 ここには塩漬けされた地蔵が見られるというので行ってきた備忘録です。
渋谷駅に行くのは自分が好きな喫茶店ライオンに半年に1度行くときぐらいなので、今でも渋谷駅から地上に出るだけでも苦戦します 笑 ↓
渋谷駅から歩いてすぐに静かな東福寺
渋谷駅からゆっくり歩いても5~7分で到着。 駅での人の多さが嘘のように静かな場所で、ここが渋谷である事を忘れてしまいそうだ。
ちなみに東福寺近くには渋谷城跡が残っているようです。 渋谷城なんて初耳だった
マンション・ビルに囲まれた東福寺
その歴史は1173年圓鎭僧正によって建立された渋谷区内最古の寺院のようだ。
すぐに隣には金王八幡宮があるけども別当院らしい。 こちらも静かな雰囲気で過ごしやすかった。
入口にちょうど境内で作業中の庭師達の車がとまっていた。作業中だけど見学は出来そうだ。
奥には祠が見え、あれが噂のとテンションが高まる
扉は開かなそうなので、そっと覗いてみる。
中に地蔵が2尊奉られていました。 自分が予めネットで見たような塩がてんこ盛りじゃないけども、確かに塩らしき物が残っているのが確認出来ました。
別アングルからもう一枚
地蔵も塩により溶けてます。 なめくじでもあるまいし、なんで塩で地蔵が溶けるの?と調べてみると…
その答えは『塩類風化という現象で、塩が付いた岩石は湿潤と乾燥を繰り返すことにより、膨張と破壊を繰り返し風化していく』 という症状らしく、あのエジプトのスフィンクスも岩盤に塩分が多く含んでいるので同じく深刻な塩類風化がおきているらしいです。
そもそも なんで地蔵に塩を塗るのか?
実は日本の色んな所で似たような地蔵は多いです。 その理由は色々あるけども、自分自身の身体の悪い箇所を地蔵に塗るだったり、地蔵に塗られている塩で自分の身体の悪いところ(イボ限定の地蔵もあり)を塗るだったり様々。
この東福寺の塩地蔵についても詳細は不明だけども、自分も頭に塩を塗りたい気分になった。