対馬には、本土にいるような猿・熊・狐・兎といった動物はいないらしい。
ゴーストオブツシマのプレイ動画を見てると熊や狐がよく登場してくるけど、実際は今も昔もいないらしい… ただ対馬には珍しい特有の動植物が存在しており、その筆頭はなんといっても空港の名前にもなっているツシマヤマネコ。
ツシマヤマネコも気になるけども、対馬市を中心に生息している日本在来種馬の対州馬に会いたく訪問してきた備忘録です。
対州馬に会うため「あそうベイパーク」
せっかく対馬に来たのだからと、対馬で対州馬を見たいと訪れたのは、あそうベイパーク内にあるふれあい牧場。
特に入場料も掛からず、ふれあい牧場までこれました。
目的地のふれあい牧場に着くなり、足場も悪く傾斜角もあるところを平然と歩く対州馬2頭の姿。すでにちょっと感動
そもそも対州馬は日本現存在来馬8種のうちのひとつ。
日本在来馬(にほんざいらいば)は、日本の在来馬、すなわち、洋種馬等の外来の馬種とほとんど交雑することなく残ってきた日本固有の馬、及び、その馬種の総称である。日本では単に在来馬と言うことも多く、また、和種馬、在来和種(馬)とも呼ばれる。また、その馬種を日本在来種・日本在来馬種、その馬を日本在来種馬と言うこともある。現存のものは8品種に分かれるが、その多くは個体数がたいへん少なく、絶滅が危ぶまれている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
厩舎の横にも対州馬の姿。 大きくもなく可愛らしい
営業開始時刻と早目の訪問だったので、準備中かと思い躊躇してました。 笑
見学自由の文字が書かれた看板からは、やさしさしか感じない。
どうやら見学だけじゃなく、曳き馬体験や餌やり体験もリーズナブルにできるようだ。
厩舎内に入るとスッタフの方が一生懸命に準備をしている。 本当に忙しそうだ。 どうやら本日はスッタフさんの数も少ないため、曳き馬体験は出来ないとのこと。 ただ餌付けは各自で出来るというので体験させていただくことに。
100円を小箱に納めて、干し草が入った容器ごと持ち運びます。 これで¥100円
馬にしてみれば腹の足しにもならなさそうな量だけども、こんな体験が出来るとは嬉しい限り
厩舎内の対州馬にもエサやり体験は可能でした。 ※一頭は病気のためエサやりはNG中
朝の忙しい準備中のスッタフさんですが、色々と対州馬について教えてくれました。
色々と興味は尽きないけども、朝の忙しそう時間帯なので、申し訳なくなってきて屋外へ移動
エサのやり方は2種類あり、一つはエサを地面に敷く方法と、エサが入った容器を馬に近づけて食べてもらう方法。
なんとなく地面に敷く方法は、砂も食べてしまうし馬も食べづらいかなと思い、容器を近づけると…力強く食べてくるので、しっかりと容器を持ってないと取られてしまいます笑
こちらの対州馬たちにも同様にエサを与えてみました。
最初はエサやり体験もおっかな、びっくりだったけども、最後の方は慣れてきて、馬のストレスにならないよう気を付けながら触れる事も出来た。
こんな気軽にほっこり体験できるなんて、あそうベイパーク良すぎた。
他にも対州馬にふれあい体験が出来る場所としては、目保呂ダム馬事公園が候補に出てくると思う。
対州馬の保有頭数は対馬では一番多いようだ。 時間が許せば両方に行ってみたかった…
こんな所でも対州馬を見れるよ
対馬という島は想像よりも大きい島です。 南北で約82㎞あるので観光しながら1日で回るのは大変と判断し、ゆっくり出来るようにと北対馬で宿泊することを選びました。
今回選択したホテルは東横INN対馬比田勝。
選んだ理由としては、リゾートタイプの東横INNに興味があった、安心の低コスパ、朝食だけじゃなく夜食のカレーもあるので食事代を節約できる笑 なんて理由もあるけど…
ホテルの敷地には、対州馬が飼育されている!
なんでも観光客周知のため、市から貸与された対州馬3頭を飼育しているそうです。
訪問した時は、チェックインが暗くなってからの遅く、チェックアウトしたのが8時前と早かったので見る事が出来ませんでした…残念です。
でも ホテルは清潔で快適で、こちらを選んで大正解と思えるホテルでした。対馬には東横インが厳原の方にもありますが、対州馬がいるのはこちらだけ。