唐突であるけども自分はミント好きだ。 今は控えているけどもミント味のチョコやアイスを非常に好んでいた。 食だけじゃなく、あの香りもスッキリとして好きだ。
そんな自分が気になっていた場所が、北海道は北見市にある北見ハッカ記念館と薄荷蒸留館
無料で見学させてもらえるというので訪問してきた備忘録です。
可愛らしい色の北見ハッカ記念館
明治35年頃から生産が始まった北見市のハッカ作りは昭和14年に全盛期を迎え、当時世界薄荷市場の約70%を占めるまでに成長。
時期によりオープン時間は異なるらしいので訪問予定の人は注意してほしい。
張り切りすぎてオープンより少し前に到着してしまった。
駐車場は既に開放されていたので、駐車場のすぐ横の植木を見ると色々なハーブガーデン。
約70種類もあるらしい、ミントに詳しい人なら楽しそう。
北見ハッカ記念館 内部を見学
かつては世界の薄荷市場の7割を占めていた北見市の「北見ハッカ」
平成19年に日本近代化産業遺産として認定されている
館内は2階建てとなっており、現在の北見市の礎を築いたハッカ生産を知るための展示物や資料が多い。 あれこれ見る前に動画を見て理解度を深める
昭和61年4月に記念館としてオープン。隣の昔ながらの抽出方法などが見学できる薄荷蒸溜館は平成14年12月のオープン
今度は2階へ移動。 雰囲気ある館内だと思っていたけども…
それもその筈、もともとは旧ホクレン北見薄荷工場の事務所を改修した建物なので歴史を感じるのは当然
自分が気になっていた質問がありました。
A,ハッカとミントは同じ?
Q,同じもの、英語ではミント、中国では薄荷
ここの口コミを見ていると解説してくれる人もいるようだけど、時間も早かったためなのか不在だった… しかしながら十分に楽しめた。
かつての北見を支えたハッカ産業、北見でのハッカ作付面積も多かったようだ。
体験コーナーとして様々はハーブから抽出した香箱があったけども、昨今の社会情勢を踏まえ停止されていたよ…残念
ハッカの商品は今でも取り扱われているけども、歴代の商品なども展示してあった。
隣の薄荷蒸溜館へ
蒸留器といっても、何種類か展示されており時代の変化と共に、蒸留時間の短縮による作業効率の向上、抽出量の増加など、進化していくのが見て理解出来る
スッタフの方が実際に火を入れて稼働してくれた。
訪問したこの頃は、資格のボイラー技士を勉強していた自分は違うテンションの上がり方をした。
入場料無料で良い物も見させてもらったし、グッズ販売コーナーを見てみる。
様々な商品を取り扱っており、中にはここだけしかないような物も複数あった。
自分もコースター、すぷーれー、虫よけにも使えるというハッカ脳を購入。天然素材というのも安心
ここで購入したハッカ脳は今でも使用してます。 やっぱりスッキリする香が良いですね。
北見ハッカの物産展は日本あちこちで行われているので、目にするチャンスも多いと思う
北見といえば… 玉ねぎ、カーリング、焼肉と有名ですが、ここまで北見市で薄荷産業が盛んになった理由として気候風土が合っていたのもそうですが、他の作物と比べて”効率の良い作物”だったらしいです。 他の作物と比べても同じ畑面積での収穫量、運搬する時の重量などなど好条件が揃った。
ただ時代は進み ハッカも人工的に安く作られるなどして北見のハッカは衰退してしまったらしい。
それでも北見のハッカは植物由来の成分でもあり、マスクが手放せない今 ハッカ油をマスクに吹き付け爽快感をキープさせるということでみ見なされてるという記事も見かけた。
お ま け
北見ハッカ記念館の道路反対側にあった鉄道車両。
線路も無いし、特に説明書きのような案内板もなかった。 画像の他にも何両か展示?してあった。
電車に詳しくない自分だけども、除雪する車両を初めて見て興奮気味にパシャパシャ写真を撮ってしまった。
※追記 北見市の個人所有車らしいです