北海道は函館市には観光名所は多く、その中でも有名な五稜郭まで足を伸ばす人も多いと思いますが、それならば徒歩数分にある『函館市北洋資料館』にも併せて訪れて欲しいです。
自分も何となくで訪問した資料館だけども、良い意味で期待を裏切る。初めての経験ができる資料館でした。そんな場所へ訪問してきた備忘録です。
資料館は五稜郭タワーから徒歩数分
目的の函館市北洋資料館は、五稜郭タワーがある通りと同じ通りにある好立地
函館市北洋資料館は、画像の通り函館市芸術ホールと同じ建物内にあるけど、本当にこの建物内に進んでいいのか不安になる。
建物内に入るとすぐに函館市北洋資料館が見えます。 入館料は大人で100円という安さ。
自分は利用しなかったけども、利用者は駐車場が観光地なのに2時間も無料になるらしいですよ。
さあ 何かワクワクしてくる中へ
入り口には体長2メートル超えのホッキョクグマがまちかまえてる。
よーく目を見ればかわいらしく… やはり見えない。 怖いっす
ホッキョクグマの次はトド!
トドの耳が身体に対して小さすぎて可愛らしい。
先程のトドを見てる最中に、館内警備員さんから話しかけられ、そしてそのまま色々と丁寧に案内してくれました笑
色んな施設見学をしてきたけど、説明してくれた警備員さんなんてほんの数人だけ…
ただここではガチで説明してくれます笑 平日訪問で空いていたから特別なのかなと思っていたけども
後日 ネットの口コミでも 警備員・ガイド・案内 と見慣れない文字が出てくるw
他のガイドさんもおり、交互で案内してくれる贅沢な環境になった。
ただ残念なのは自分がコミュ症であるがため、説明を受けてる最中も無言になり変な気まずさが生じてしまう…
ここは太平洋北部、及びその縁海であるベーリング海・オホーツク海で行われた 函館を拠点とした「北洋」 に関しての資料館です。
以前 読んだ 小林多喜二の小説『蟹工船』のような環境化で北洋漁業を行い、缶詰化されるまでの工程なども学べる
かつての港は船も人も隙間がないほど溢れかえってるのが印象的。
展示品も多くて北洋漁業の文化・歴史をがっつり学べる。 なぜならガイドさんが博識なのはいうまでもない。
アイヌ風俗として、夜間 明かりを灯しサケを獲っている様子らしいです。 この画に惹かれて見ていると、すかさず警備員さんが説明してくれました。
資料館に、こんな激しいシミュレーターがあるとは!
見学を進めていくと、船の形のような何かがある!
北洋航海体験室と書いてあるけど…これは何かと見ていると
すかさず警備員さんが案内してくれます。((´∀`))
これは船の操舵室を再現したシミュレーターで、荒波を越える前後の揺れ、海のスクリーン映像とともに北洋での航海を身をもって体感できるとのこと。
これも無料で体験できるそうなので、今回は1人で挑戦する事に。
警備さんに案内され 『3分間だけども、かなり揺れるから気を付けてね~』とのこと。
画像には写ってないけども、あちこちに手摺が備わってます。
3分間の荒波体験のスタートスイッチは自分でやるらしい。 ちょい緊張w
スイッチを押すと、同時に照明も暗くなり、前後に揺れだします。
正面窓には荒波を超える船首が映されており、だんだんと揺れが激しくなります。
酔い揺れが苦手な人は危ないかもね。 にしても資料館で、しかも100円でこんな体験設備まであるとは!?
ここに来る前にもう一度 小説 蟹工船を読んでおけば良かったと思てしまった。
今回訪れた『函館市北洋資料館』 非常に満足です。
入場料金に対して満足度が高すぎました。 ここ函館の港としての繁栄に多大なる貢献をしてきた北洋漁業を知ることも出来る資料館でした。 五稜郭タワーも近いのに、あまり知られてないのが残念な印象。 あの3分間だけの体験でも北洋漁業 の厳しさを垣間見れた。 実際は、想像出来ないような揺れに加えて極寒の環境で常に死と隣り合わせだと思いますが…。
そんなリアル蟹工船のような場所があるということも知れて勉強になったし、陸地にいれるだけでも幸せを感じる。終