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都道府県別B級珍スポ

東京 日本一の海苔生産地として栄えていた。大森 海苔のふるさと館

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東京都大田区平和の森公園にある大森 海苔のふるさと館

東京都大田区の沿岸では江戸時代中期より海苔養殖がおこなわれていましたが、1963(昭和38)年に高度成長期による東京湾水質悪化の影響もあり海苔養殖の歴史を閉じました。 

大森 海苔のふるさと館は海苔養殖の歴史や生活技術の伝統文化を継承してくる施設で入館料は無料
 無料というワードに誘われて訪ねてきたという、これは誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

平和島駅から目的地である大森 海苔のふるさと館を徒歩で目指す。
途中、大森での海苔養殖が終わった現在でも海苔専門店が何店舗があった。

随分と立派な建物で2008年(平成20年)4月に開館

屋外には大きな海苔を乾かすさいに使用されたと思う道具が展示。

出入り口前には竹トンボや手作りコマなどが無防備に置いてあるコーナーがあった。 

大森 海苔のふるさと館は嬉しいことに入館料無料
館内には売店は無かったけども、窓口にて販売品の扱いもあるようだった。前掛けが気になる…

入館して最初に目に入るのが海苔採りべか舟
展示物に近づくとセンサーが反応して映像が流れるだけじゃなく、照明の演出も加わります。  ただ他の見学者もいたので他フロアーから先に見ることに。

べか舟については以前訪問した千葉県浦安市の郷土館で学習済み。

館内は空いていたので3階の休憩スペースには誰もいないと思っていたけど、空調もあるためここで熱心に受験勉強している人がいた。
今回1人で訪問したけど、ここで休憩がてら談話でもしたら睨まれそう。

3階屋外からの景色。かつては海苔養殖の環境に恵まれた地域で養殖場が見えたと思うけど、今は埋めたてられており海は見えない。

2階の展示室

映像の一部は調整中で見れなかった…
見たのは大森村と糀谷村との間で起こった養殖場の境界を巡っての争いについて。とても興味深かった

2階には重要有形民俗文化財を含む海苔生産用具の展示。 にしても展示物の数が本当に多い。

ほぼ貸し切り状態で展示室を見ていたけども、途中外国人グループが来て熱心に見学していたのは驚いた。
建物がある場所からして偶然来たわけじゃないよね。

自分が一番気になった展示はコレ「海苔下駄」

実際は足場も悪くて波もある海で使用しているのだから大変そうだ。 自分なら一歩も歩けず倒れる自信しかない

改めて1階のべかぶねと“ちゅうべか
当時の作業光景の映像も多いので面白かった。 これだけでも見ていく価値は十二分にあると思うし、海苔についての知識が増えた。

作業小屋「海苔付け場」も再現。
先に展示されていた道具を見ていたので、実際に使われている様子も見れてよかった。

海苔について深く考えた事なんてなかったけど、海苔の養殖作業の大変さがよく理解できる大森 海苔のふるさと館。
帰り道は行きに見かけた老舗海苔専門店で海苔を購入。