九州南西海域工作船事件
2001年(平成13年)12月22日に東シナ海で発生した北朝鮮の工作船である不審船の追跡事件である。不審船は海上保安庁の巡視船と交戦の末に自爆、沈没した
ウイキペディアより
その自爆した工作船が引揚げられて、横浜の海上保安資料館横浜館に保存されているので見に行ってきました。
海上保安資料館横浜館
JR桜木町駅から徒歩で約15分ぐらい 散歩気分で歩きます
歩くのがしんどい方は、他最寄り駅みなとみらい線だったり 観光スポット周遊バス あかいくつもあります。
目的地は赤レンガパーク近く 横浜海上防災基地に隣接されており
まわりの雰囲気とは明らかに違い 入場するのを躊躇してしまう人もいるようです
外観 横の敷地では海上保安官が訓練をしてます
建物アップ やはり躊躇しそうになる
いきなり迎える北朝鮮工作船
入口でアルコール消毒をして 入場
ここは無料で見学するが出来ます
館内に入り いきなり中央にある 引揚れられた工作船
漁船に偽装した工作船です。一般の漁船船底は平底だけど、速度向上のためV字型の船底
弾痕跡が生々しい…
平日の訪問という事もあり 人はまばら…
自分のように ここを目的地として来た人もいれば、みなとみらい観光に来て 偶然に知るケースも多いようです。
工作船と小型舟艇模型
壁側にも事件資料が豊富に展示
回収された武器などの品も展示
解説が聞けるのは、ここだけじゃなく
入口でQRコードを読み込めば 自分のスマホで多言語で解説を聞くこともできます。
口径5.45ミリ AKS-47銃と推測 北朝鮮製
奥 無反動砲 & ロケットランチャー
実際 追跡した日本の巡視船にむけて撃ってきましたが、幸いない事に外れた。
自爆用スイッチ 実際に使用されたと思うとゾッとします
嗜好品のタバコ どんな人が吸っていたのだろう…
小型舟艇
沿岸の接近用と考えられる 小型舟艇
小型舟艇外観
水中スクーター 奥に見えてるのは日本製ゴムボート
まるで映画の世界みたいだ! といった他人事な感想を持つ自分も、本当に目の前にある危機に対応できないない人間なんだろうな
工作船観音扉
工作船後方 観音扉 ここに小型舟艇を収納
工作船後方 観音扉 ここに小型舟艇を収納
普通の漁船を知らないので何とも言えないけど… 違和感を感じる
工作船後方からの画像
後方も弾痕跡が生々しい
工作船内部
弾痕跡がすさまじいが、内部の浸水防水の時に使用されただろう、モモヒキが詰められてます
見た瞬間 想像してしまい なんだかゾッとしました。
階段で上からも眺める
二連装機銃、口径14.5ミリ対空機銃
工作船の戦闘力 ここまで高いとは
この資料館は大きくはないけど… 展示方法が工夫されており 階段であがり 上からも工作船を眺めながら
当時の様子をプロジェクターで流しており 見る事も出来ます
上からの景色
ここでもソーシャルディスタンス
実際の工作船を目の前に、 当時 巡視船が文字通り 命懸けのやりとりを見る事が出来ます。
船体への威嚇射撃
訓練された工作員
巡視船への攻撃
非常に緊張感あふれる映像でした。
YouTubeで九州南西海域における工作船事件のようす動画がありましたので、気になる方は見てみてください
海に囲まれた日本
100発を超える被弾跡
当時 他に追跡してた巡視船が今年になり 引退する動画もありました。
事件当時の話も聞くことができます。
日本は四方を海に囲まれ 業業や海底資源が多い一方
陸地と違い 防ぐ難しく 海上保安の必要性を再認識させられました。
この工作船は、回収された携帯履歴から [覚せい剤密輸]していた と認定。
つまり 日本国内にも協力者がいる証でもあり
また 今この瞬間も 他国から日本の排他的経済水域が侵されてます。
日本のマスコミはなぜか報道に消極的
この資料館でも北朝鮮による拉致問題を扱っておりますが
一部政治家からは、北朝鮮が拉致なんかするはずない なんて発言があったりと 書き出したらキリがないくらい 疑問に思う発言も多いです。
ま と め
海上保安資料館横浜
本当に本当に考えことが出来る資料館でした。赤レンガパーク隅にあり 無料で見学ができますので 近くに来たら 立ち寄ってみてください。
資料館目の前 赤レンガ倉庫
見学を終え外に出ると 緊張感から解放された影響でしょうか、とても良い気分! 平和が一番
ダラダラと長くなってしまったのに、最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました!
って 読んでくれる人いるのかしら… 笑