言わずと知れた東洋一の歓楽街・東京都新宿区歌舞伎町。
秒でぼったくりに合いそうな自分には無縁な場所。
だけども雑用で新宿を訪れたさいに前々から訪れてみたい場所・歌舞伎町公園 の歌舞伎町弁財天に行って来たという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
歌舞伎町のシンボルでもある「歌舞伎町一番街アーチ」
自分も含めた多くのおのぼりさん・外国人観光客が入れ替わり続々と撮影。
しかし自分にはゲーム『龍が如く』の影響で、神室町天下一通りに見えてしまう笑
いったいどんなレストランなのだろうか?
気になるけども…自分が入店することはこの先もないことは確か。
そんな24時間騒然とした歌舞伎町の中心地にある公園:歌舞伎町公園。
それと公園内奥には迫力ある虎と龍が描かれているお堂「歌舞伎町弁財天」
公園横のビル『王城ビル』も1964年の竣工されたということで非常に味がある。
内部に非常に興味があるけども、建物からはやたらズンドコと音が聞こえてくる。
場所が場所だから仕方ないかもしれないけど… 予想を上回る荒れ模様。
明るい時間帯でコレだから夜の訪問は色んな意味で厳しいな。
公園入口の石碑には「大正十二年三月期吉日」とある。
後から少し歴史を調べてみると、明治時代までこの辺り一面森に囲まれた湿地帯だったらしい。
入口もう一つの石碑には「奉納 株式會社 尾張銀行」と読める。
そんな土地にあった邸宅を購入した人こそが、「尾張屋銀行」を設立し、明治の女性実業家の1人ともいわれる峯島喜代氏らしい。
細かい歴史背景などが綴られている 歌舞伎町文化新聞さんの記事は参考になりました。
石畳にしゃがみ込んでいる女性。
1人公園中央にて下を見ながら、電話じゃなくブツブツ言っており怖かった…マジで
池なのだろうか? 水を張っている様子は無いどころかゴミが散乱しているのと、座っている人達がタバコを吸っており煙が流れてくる。
祀られている弁天様は水にも関連するというけど、悲しんでいそうだ。
にしても、本当に格闘技ゲームの背景のようだ。
この描かれている龍と虎は墨絵師による作品だそうだ。
迫力あるもんな~ これだけでも来た価値は十分。
龍とお城と弁天様像が同じ画角におさまっている。
元々 この地には峯島喜代氏による「女性の社会進出に対する教育に 寄与したい」との理由で、同土地を無償貸与&多額の寄付で設立された学校:東京府立第五高等女学校があったようです。
そんな過去を教えてくれる記念碑も公園内にあったようだけども、気付かず慣れない雰囲気のため素早く撤収してしまった…
にしても興味本位で来た歌舞伎町公園 ・歌舞伎町弁財天だったけども、歴史を調べて行くと実に奥深いものですね。 歌舞伎町の歴史も面白い。