東京都墨田区にある刀剣博物館。
多くの外国人観光客が訪れる浅草から少し離れた、両国駅を最寄りとした場所に刀剣博物館はあります。
刀剣博物館はもともと同じ都内の渋谷区代々木にあったのが、2018年(平成30年)に現在の場所に移ってきたようで,博物館は日本刀を保存・公開し、「日本刀文化」の普及と発信を目的としているそうです。
そんな刀剣博物館へ知識が0の自分が訪ねてきたという個人的な備忘録となります。
遅い時間になってしまったが到着。
見学人はほぼ外国人の方かなと思っていたけども、入口前では若い女子二人組が持参してきた武将のぬいぐるみと自撮りしてた。 どうやら若い女性にも人気があるようだ。
入って右手にはミュージアムショップがあり、そこでは外国人観光客がマジメに見ていた。
何となく刀が見たいと思って来た自分とは大違いだ。 ちなみに1階にあるカフェスペースも含めチケット購入しなくても入場可らしい。
エレベーターで3階に上がりいよいよ展示室。改めてチケットを提示して見学開始。
撮影に関して伺うとフラッシュを焚かなければOKという事だった。けどGoogle先生の口コミを見るとNGだったという口コミもあり、展示企画によって異なるようだ。
外国人観光客達も何組かいたけども実に静かに鑑賞している。
本当に刀に興味があるのが後姿からも伝わってくるので、そんな静寂な状況下ではシャッター音すら五月蠅く感じさせてしまうだろう。
刀に関する知識は無いながらでも、この空間の雰囲気もあってスゴク尊い物を鑑賞している気分に。
実際に素人目からでも刃文は美しい。
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刀工の美意識や時代により刀一本一本のデザインが大きく異なるのね。
単なる武器ではなく、権威の象徴や美術品としての側面もあると解説があったけど納得です。
たくさんの刀等が展示されており、中にはこんな長刀も。
るろうに剣心好きの人なら知ってる率が異常に高い斬馬刀は、残念ながら訪問時にはなかったw
展示は刀だけじゃなく、鍔や目貫から道具などさまざま。
そんな中で気になったのがコレ。これはなんだ?
これは刀剣を安全に運ぶための収容道具で刀筒というらしい。
描かれている参勤交代の絵では真っ黒のようにも見えるけども、実際は装飾も鮮やかななんだね。
小学生の時に授業で初めて見た時からずっと火縄銃だと思っていました。
正直 ぱっと見て帰ろうと思っていたけども、一点一点が見所豊富なので時間が足りない。 もっと時間が必要やった…
刀剣博物館は隅田川の近くにあるので、最寄りの両国駅に背を向け隅田川沿いをちんたら散歩。
歩いているだけでも何かと画になるね。
徒歩圏内には 両国花火資料館もありますよ~