Googleマップから面白そうな場所はないかなと探していると、東京都北区に自分の目を疑うような公園がありました。 その公園名はちんちん山児童遊園。
心が汚れている自分は思わず変な想像をしてしまうが、口コミを見ればすぐに自分が想像したような公園ではなく、ちゃんとした由来と軍事遺跡があるとわかりました。
ただ折角ならば現地に行ってみたいと思い、ちんちん山児童遊園を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
JR京浜東北線の東十条駅
南口と北口を間違え、目的地に対して遠回りになってしまった。
駅から近い場所にあった アイディア商品大人のオモチャ
どうやら既に営業していないようなので気兼ねなく撮影していたら、小学生の登下校を見守るおじさんに変な目で見られてしまった… まあ そりゃそうだよね。
駅から住宅街を抜け、高架下にひっそりとある「ちんちん山児童遊園」
ちょうど誰も居ないのは幸いだ。こどもたちがいる公園内で撮影してたら、自分のなりでは不審者扱いされてしまうかも。
公園のど真ん中にドーンと鎮座する公園名を記した大きな岩
こじんまりした公園内を見渡しても、すべり台や鉄棒などの遊具らしき物はなし
代わりに儀式のように並んでいるものが…
童謡が書き込まれた石。
これさえあれば基本的な童謡はおさえられる優れもの!
中央は噴水になっているのだろうか?
この日は水気はなかった
公園内に公園名の由来を教えてくれる解説板が設置されていた。
読み辛い部分もあるけど非常に興味がある内容。
戦前(明治から昭和) 今の北区周辺には、多くの陸軍の軍事施設が点在。
その施設間での軍事物資を運ぶために軍用鉄道が通っていたようです。
公園内で目立っていたアーチ
「ちんちん山児童遊園」あたりには、軍用鉄道が通るために盛られた土手「ちんちん山」があり、チンチンと音を鳴らしながら盛土の上を走っていたらしい。
かつて「ちんちん山」を通り抜けるために設置されていた石組のトンネル。
アーチの中央上部の円を四つ重ねたマークは東京砲兵工廠が用いていた標識。
まさか「ちんちん山児童公園」を訪ねて軍事遺跡を見れることになるとはね。実に面白い(*´Д`)
公園内に設置されているトイレ。
特に解説はないけども、公園名の由来などを知ると蒸気機関車にも見えてしまう。 中は超キレイだった
公園内で撮影をしていると、学校終わりの子供たちがゲーム機片手に集まってきたので自分は退散。
かつて「ちんちん山」があっただろう近くの場所には、俗にいう開かずの踏切があった。
地元の人は迷うことなく反対側に行ける地下道を利用していたけど、自分は次こそは開くだろうと待ち続けた結果。10分以上も足止めされてた。笑
現在でも地下道(トンネル)は実に有効だなと感じた「ちんちん山児童遊園」