長崎県佐世保市に行ったのならば万年金欠の自分でも無料で見れる景色として「九十九島海域」に立ち寄りたいと思っていましたが、その帰り道に「バーガーミュージアム」という面白い看板に釣られ訪ねてきたという個人的な備忘録となります。
日本本土最西端に広がる「九十九島」を見るためにやってきた展海峰
人気スポットということもあり展海峰がある、展海峰公園には大きい駐車場や公衆トイレなども完備
駐車場から少し歩いた先にある展望台。 気軽が故にか多くの人が立ち寄るスポット。
なんでも市内には他にも数カ所の展望台があるそうだ。
複雑に入り組んだリアス海岸と大小208の島々からなる風光明媚な景勝地。
潮の関係で島の数なんて変化するんじゃない?と疑問に思ったけども、島の条件として「満潮時に海面から出ている」「島に植物が生えている」ということが条件らしい。
長崎県島原市にあるがまだすドーム(雲仙岳災害記念館)で1792年の普賢岳の噴火と九十九島を先に学んでいたので、噴火の規模の大きさを痛感した。
展望台からの景色も良いけど、駐車場近くにはちょうどベンチがあり、まったり座りながら眺めるのもよかった。
次なる目的地へ移動中に偶然見つけたバーガーミュージアム
せっかく佐世保市にいるし、何よりもこれはレトロ郷土館のような感じだと、勝手に思い込んで急遽立ち寄る事に!
本当にこの先にあるのだろうか?と不安になる道
不安になるような道は短く、抜けた先には車30台ほどの広々駐車場。
到着したのが夕方ということもあり、九十九島と夕日の組み合わせは別格!
どこかで見た事のあるような看板…
星条旗が眩しいバーガーミュージアム (佐世保バーガー本店)
ここまで来てようやく自分の勘違い気付いた!ここは佐世保バーガーの歴史を学べる郷土館てきな場所じゃなく、食事を取る場所だと 笑
キャラの佐世保バーガーボーイの生みの親は、アンパンマンでもお馴染みのやなせたかしで佐世保市が依頼した
店内にはお店の歴史を伝える写真などは何枚かあるけども、自分が想像したような郷土館の雰囲気はなく、まるでオールドアメリカの雰囲気。 まぁ~アメリカにも行った事ないけどさ 笑
佐世保バーガーの歴史は昭和25年頃、米海軍基地から直接レシピを聞き作り始めたのがはじまりで、諸説あるけども 佐世保はハンバーガー伝来の地と言われているそうだ。
ここまで来たことだし、ちょうど店内も空いているので早目の夕食にすることに色々と選択肢があり悩んだけども、佐世保バーガー初心者の自分は、たしかスペシャルを選択。
どうやら佐世保バーガーとは決まったスタイルがある訳でもなく、定義としては「手作り」「作り置きをしない」といった内容らしい。
店内にはテラス席もあり、屋外で食べれるようテーブルとイスも用意されていた。
にしても何て絶景なんだろう…
自分が人生で食べる初めての佐世保バーガー。 なんて分厚くて食べ辛いんだと思っていたけども、どうやらある程度押しつぶしてから食べるのが正解だったようだ。
そういえば自分が以前勤めていた勤務地の近くには米軍基地があった関係かわからんけども、神奈川県でも佐世保バーガーを扱っている店舗が複数あったことを帰り道になんか思い出した。それでも本場で食べた佐世保バーガーは、味もさることながら良き思い出。