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佐賀 館内はもちろん外にも見所が多い 有田陶磁美術館

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佐賀県の有田町で有田焼の歴史などを勉強させてもらった有田町歴史民俗資料館

そこから車で5分も掛からない場所にある有田陶磁美術館へとやってきました。
 こちらの美術館は大きくないけども、実は佐賀県の登録博物館第1号らしく、1号という響きだけで興味をもったアホな自分が訪ねてきた個人的な備忘録となります。

↑泉山磁石場の近くにある有田町歴史民俗資料館を訪ねたときのブログ

江戸から昭和初期の建物が多く残る街並みが美しい有田内山

神奈川県に住んでいる自分は埼玉県の川越を彷彿させるけど、こちらは良い意味で交通量も少なく風情があって素敵だ。 平成3年4月には国の重要伝統的建物群保存地区に選定。

昭和29年に開館した有田陶磁美術館
建物の歴史は更に遡り明治7年に建てられた焼物倉庫を改築されたもの。

灯篭も雰囲気が最高すぎる陶磁器製

案内図も陶磁器で出来ており、これだけでも訪れる価値はあると思ってしまう。

公衆電話にもアクセントとして陶磁器。
こちらの後ろ側にもトンバイ堀があり有田町全体が見所になっている。

早速館内一階の雰囲気。
 中央には有田町歴史民俗資料館で学んだ県重要文化財「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」が展示してあり、知っているからこそテンションがあがった。 

有田焼は17世紀後半になると大量輸出時代を迎えるも一度は衰退。 その後商人たちも海外で売れる商品作りを目指し、色んな製品を窯元に発注するようになる。

階段の勾配からも建物の歴史を感じつつ2階へあがってみました。
床板を歩くと少したわみ軋んだ音もするので、対策もされてるだろうけども展示してある陶磁器が倒れないかと心配になる。笑

こんな形の陶磁器まであり興味深い。
 画像にも説明書きに光が当たっており、今でもこれが何入れなのかわからず気になる…

佐賀県重要文化財「陶彫赤絵の狛犬」
迫力があるけども何か可愛らしくてずっと見てられる

見学を終えてなんとなく思った。 せっかく有田町まで来てるのだから自分も有田焼が欲しい!

でもお高いんでしょ? と思っているのを見据えられてるかのように地面に置かれた『安い!』と書かれた看板

少し先に行くと本当にお店があった。
値段もまさにピンキリで用意されており、自分も100円で有田焼のカップを手に入れる事ができた。このお手頃すぎる価格帯のものは、ホテルや料亭からまとめて注文を受けて、予備で作り余った分らしい。