長野県東御市にある 『蜂天国』 という芸術館。
名前の通り蜂に関する施設だけども、蜂の生物学的なことがメインなどと期待していくとがっかりすると思う。
なぜならここは蜂(キイロスズメバチ)の巣を、色んな物と合体させた芸術品が所狭しと並ぶ場所でもある。と同時にいわゆるB級スポット・珍スポット好きならば有名&興味ある場所だ。 もちろん自分も前々から興味があり、ようやく行けた個人的な備忘録です。
蜂への愛がとまらない蜂天国へ
無料駐車場も完備されている蜂天国。
ネットでよく検索していた自分は興奮がとまらない。 B級スポットなどに興味がない同伴者は呆れ顔がとまらない
さっそく建物内に入り、まず靴を脱いでスリッパを借りる。
最初の無料エリアとでは蜂に関するお土産・はちの子料理なども扱いがあり、自分が訪問した時にも慣れた様子で蜂蜜をまとめ買いしに来ている人もいる品質は確かなようだ。
さあ 入場券を購入し、いざ有料エリアの展示場へ。 頭に蜂の巣がついた招き猫が待ち受けている。
静かな館内。 色々と気になる物が多く情報が渋滞になりつつも、まずは「蜂の社神社」が見えるので、まずは挨拶。
参道になるのでしょうか… 参道沿いには干支たちが暖かく見守ってくれていますが… みなさんの頭には蜂の巣がてんこ盛り
奥には布袋様と招き猫。
こちらももれなく蜂の巣がてんこ盛り。 『蜂天国』がこうゆう感じの展示物が多いとわかっていたけども… やはりこの珍光景を目の前にすると異次元ぷりが堪らん。
1600点を超える展示物
布袋様にご挨拶をさせていただき、早速 見学開始!
にしても作品の数が多いというよりも…
なんじゃこりゃー というのが本音。 もちろん誉め言葉です((´∀`)) もちろん意見はかなりわかれると思うけどね。
外観から想像が出来なかったくらいに展示物が多く広いです。
建物はL字型の2階建て構造。 蜂天国開館当初よりも増築を重ねて広くしているらしらしい
蜂が偶然に対象物に巣を作った訳ではなく、人の手により融合させている作品であり「ハチとの共同作業」という表現もあった。
蜂との共同作品たち
こけしの上に蜂の巣… こけしのすまし顔がより奇妙に感じる。
本来 蜂の巣ってどんな所に出来るのだろうか? そんな事すら考えるのが面倒になってきた
レトロ感溢れる扇風機の風を独占しちゃう蜂の巣。 まさにアートだ
発光はしないけども、明るい話題になりえるかもしれない。 電灯と蜂の巣の共同アート
素人には考えられない三輪車と蜂の巣… 仮にこども時代の自分の愛車だったらトラウマレベル確定
もう 普通に怖いっす… なんかバイオハザードに出てきそうだけども…アート
蜂との共同作品たち 大作編
スマホからの画角に入りきらない大型作品。 新幹線あさま号
こちらはスズメバチの巣 120個をつなげております。 乗客たちも蜂の巣に乗車しているとは夢にも思わないことでしょう…
日本一の富士山も蜂の巣アートになってます。
こちらは、新幹線あさま号を超える蜂の巣160個使用。 16万引きの蜂との共同芸術作品。
蜂の富士山はギネスブックにも認定されるほどの作品!
他にもギネスに登録されてないがらも、蜂の雷門・蜂の白鳥などもあり一見の価値あり
蜂天国と隣接するように砕石所のような所があったけども、ここの館長でもある塩沢義国氏が会長を勤めている。
1995年に開館した蜂天国。 館長の塩沢義国氏は32歳で会社建立した一方で、55歳の時に蜂の巣に興味を持ち、蜂の巣と一升瓶を繋げることに成功したことが
蜂は愛情を持って接すれば決して刺すことはしません! とあったけども館長に直接インタビューしている記事によると1~2か所は刺されていたらしい。 だとしても、こちらがお腹がいっぱいになるくらいに、蜂に対する愛情は伝わってきます。
なんでも口で言うのは簡単だけども、実際に行動に移せるのは行動力はスゴイ
蜂との共同作品の製造過程などの映像も館内で紹介されているけども、もちろん蜂の犠牲は0じゃありません。
そんなスズメバチを讃え・感謝の気持ちも含めた「蜂供養塔」まであり、蜂に対する熱い取り組みが伝わってくる。 そんな蜂を讃える『信州蜂愛好会』が設置した蜂供養塔の日付は、平成8年8月8日
屋外にあった蜂のモニュメントと館長が会長を勤めているしている塩沢産業 生コン東部工場。
ちなみに蜂天国では8月~10月までは,建物の窓越しにキイロスズメバチによる巣作りの風景が見学できるらしいという情報もありました。
まあ 自分は蜂の巣はともかく、蜂は怖いので行くのは無理っす。