東京都港区東新橋には、広告をテーマにしたミュージアム『アドミュージアム東京』があると聞き、そこでは江戸時代から現代までの広告に関する資料や解説を展示されており、しかも入場は無料という言葉に釣られて行ってきた備忘録です。
目的地近くまで来ることは難しくなかったけども、アドミュージアム東京がどこのビルなのか少し迷った。
自分の場違い感を感じながらも入っていく。
入場するには感染症対策のためなのか事前予約となっています。 自分も予約して入口前のベンチに座りこみ時間調整。 ただ平日など予約枠に余裕がある場合に限り、予約無しでも大丈夫らしい。
館内は撮影OK ただし動画はNG
2002年に開館したアドミュージアム東京。ミュージアムの横のビルは電通本社ビル。
施設自体はそんなに大きくないですが、2階の構成になっており、1階部分は常設展、2階部分は広告に関する書物を集めたライブラリースペースになってます。
広告歴史を見学する前から先に目に入った、こちらのディスプレイ。
ちょうど 誰も操作してる人がいなかったので触れてみると…
自分が生まれる前であろうCMから、少し前まで放送されてたCMと幅広く実際に音声ありで見る事が出来ます。
こりゃ楽しいや 入場に制限を設けられるのも納得
日本初の写真ヌードポスター。モノクロ写真中央の赤ワインが目立つね。 にしても今でも艶っぽく感じる。 モデルは歌劇女優・松島栄美子。 時代的にも女性が人前で肌を出すのは厳しいため、本人は警察の取り調べを受けるは、親からは勘当されると散々だったらしい
広告は何も物を販売するための商品広告じゃなく、国威発揚に変化。
戦時中は戦意高揚のスローガンを掲げるためにも活用された。 教科書だけでしか見たことがない、戦時中の広告をリアルに見れるのは貴重。
戦後まもない頃の広告で最も目を惹かれたのが、最初 落書きと思ったけども、これも広告らしく面白い。 詳細を記載したメモを削除してしまったのが残念。
前回の東京オリンピックなどのポスターも興味深いけども…
やはり自分が実際に見たことがある広告を見つけるのも楽しい。
このぶら下がっているのは何と思っていたけども…
厳選された感動するCMや怖いCMなどでジャンル分けされており、ここでも実際に視聴できる。
まわりが囲まれている分、より集中して見れるのも良い
自分が好きだったCMもあった
右下のカップヌードルが無ければ、初めて見る人は何のCMだろうと思ってしまうのだろうか…
にしてCMって限られた秒数で伝えるのが目的だと思うけど、ずっと覚えていCMってあるもんな。
昔のCMを見ると、当時の関連した思い出も思い出してくる
本当に懐かしいCMを見る事が出来たけども、中でも印象的だったのがこちら。
1987年 Sony Walkman のCM 。 当時 見ていたバラエティー番組でも真似していたな~
今でも懐かしいCMのほとんどをYoutubeでも見る事が出来るのは驚いた。 それだけ懐かしく、強く覚えている人が多い証でもあると思っている。
今回 訪問したアドミュージアム東京では、江戸時代からの広告歴史から自分が懐かしいと思える広告(CM)などに触れる事が出来た。 これが無料で楽しめるとは非常に楽しい場所だった。 企画展なども定期的にやっているようだから、また企画展に合わせて再び訪問したいと思う。