当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています。
都道府県別B級珍スポ

静岡 日本で最初の有料トンネル、雰囲気残る明治のトンネル。 道間違えて大変 

当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています
都道府県別B級珍スポ

歴史に詳しくないながらも、以前よりも興味のあった明治のトンネル

東海道五十三次の鞠子宿と岡部宿の間にある宇津ノ谷の峠越え。峠越えのため明治時代につくられたトンネル。

他にも大正、昭和、平成と年号がつくトンネルがありますが、史跡として保管され、今なお人の往来が出来るということで行ってきました。 

スポンサーリンク

明治のトンネル行ってみた。

車は近くの無料駐車場にとめて、歩いてきました。 これが本当に大変でした… それはまたのちほどとして

画像にあるのが明治のトンネル(岡部口)です。 訪問したのが夕方前で明るい筈だけども、まわりが木々で覆われているので薄暗く感じてしまう。

明治のトンネル入り口(岡部口)

この明治のトンネル 1874年に完成するも、20年後の1896年にトンネル内の暗闇を照らすカンテラにより火災が発生してしまいました。 その修復で1904年にようやく完成し、内部も耐火性のある赤レンガと雰囲気ある美しいトンネルとして今も残されており、現役のトンネルとして初めてとなる国の登録有形文化財に指定されました。 

国の登録有形文化財

明治宇津ノ谷隧道」通称、明治トンネルです。

 心霊スポットとしても有名になってしまっているのが残念にも感じる… 時代を感じられる素晴らしいトンネルなのに…

右から読む

時代を感じつつも右から扁額を読みあげるも…宇〇谷隧道  としか読めない。 

明治のトンネル内部

全長223m幅5.4m高さ3.6m 足元は修復後も工事がされたのだろうか? フラットで歩きやすい。
  左右には排水溝もあり、そこでトカゲらしき物がガサガサと動き本当にビビった。 笑

トンネル内部の赤レンガ

時代を感じられるトンネル内部の壁、当時らしき細めの赤レンガで覆われている

にしても 本当に静かだ。  日常では感じないほどの静寂

反対の静岡口に到着。 先ほどの岡部口と違い木々に覆われておらず明るい雰囲気に安堵。

 ここはちょっとした広場になっており、公衆トイレや台数は少ないながらも駐車場も完備されていた。 明治のトンネルを見たいならここまで車で来るのが最短かも

周辺案内図

明治のトンネルを中心とした、地理を表す模型があったり、明治のトンネルの歴史を教えてくれる看板も用意されていいた。

明治のトンネル概要

明治のトンネル 従来の峠道よりも標高を50m近く減らしてくれる一方で…

当時 東西から同時に工事を進めるも、測量や工事技術の限界だったのか、トンネルの中央部分がくの字型に曲がったトンネルになってしまったらしいです。  当初の計画とは異なる姿で完成。
 トンネル内部で曲がるという危険な構造のため、トンネル内部に太陽光を入れる反射鏡を設置したり、のちに火災の原因となるカンテラも設置されたとのこと。

車止め

さて また明治のトンネルを戻ります、こちら側の 扁額写真を誤って削除してしまった。
 もし訪れたならば 工法の違いなどにも注目して欲しいです。

明治のトンネル内部

自分のスマホカメラだと、内部が明るく見えるけども… 実際はもう少し暗く感じるかなと思います。
 当時の面影を残す、照明器具も良い感じです。
 

雰囲気あって好きだけど…正直ちょっと怖い。  他に誰か見学者でもいれば違うだろうけども…いや いたらいたで怖いかもw。
先程得た知識で、トンネル内部のくの字に曲がった部分で修復された箇所でも見つけようかなと思ったけども、自分にはわからなかった。

車は通れないようになっている明治のトンネル。 
ちょうど地元警察が巡回していた。

完成当時は有料で、途中値上がりもあったようで、今の価値にするとざっくりで150~200円という情報もありました。 

当時は利便性の良さから人の往来も多かったようだけども、近くに鉄道が通り、その後はモータリゼーションの波から利用者も減り。 今は他の大正トンネル・昭和のトンネル・平成のトンネルは車両も通行可能なので活躍しております。

スポンサーリンク

明治のトンネル目指して、道間違えて大変だった。

今回 明治のトンネルを訪問するにあたり、車を何処に駐車しようかすごく悩み。 つたの細道公園 駐車場という約30台ぐらいとめられる無料駐車場からハイキング気分で歩いていくことに。

東海道

この時点でまだ旧東海道を楽しんでる。 

ここを訪問する前に、東海道広重美術館東海道五十三次の浮世絵を見てきたので、当時の気分を少しでも感じられているようだった。

途中 勾配のキツイ箇所もあったけども、5分ぐらいで抜けて整備されている道に出た。

ここで大きなミスがあった。

この画像で説明すれば、坂を下ればすぐに明治のトンネルに行けるけども…Googleマップだと上を表示しており。
 疑うことなく登っていきました。正直 しんどくなってきた汗

旧東海道

Googleマップを信じて坂をのぼっていく… どんどん道が細く、険しくなっていく

旧東海道

あとから思えば、これが明治のトンネル開通前の道だったのだと思う。

道もより厳しくなってきた。  スマホで地図を確認しようも圏外、2台保有しているけども、やはり圏外

明治のトンネルを目指しているのに、気が付けば宇津ノ谷峠という表示が出て来た。 
 間違えているという判断が遅すぎた。 黙ってきた道を戻り、誤りに気付き、無事に明治のトンネルに行けました。

引用元:Google社「Google マップ」

なんでこうなったのか?

非常に簡単なことだった、Googleマップで『明治のトンネル』を検索すると位置は合っているけども、トンネル出入り口部分が実際よりも手前に表示されていた。

引用元:Yahoo! JAPAN「Yahoo!地図」

地図を比較するわかりやすいかなと思う。

誰かの参考になれば幸いだけど… こんなミスをするのは自分くらいなのだろうか…
 駐車場に戻ると、『熊目撃情報あり』という看板もあってゾっとしたよ。 事前準備は慎重に 終