2025年10月頃から続く少雨により全国あちこちの貯水率が低下している。 中でも神奈川県相模原市のダム湖でもある津久井湖は約10%(訪問時)という状況。 これ程までに低下すると約60年前のダム建設時に沈んだ集落の跡や話題の水没車両も出現し見れるということで多くの人が訪れているらしい。
神奈川県横浜市に住む自分も日々、水の恩恵を受けてる身として他人事ではない。 なので現在の状況を見ておこうと2026年2月中旬に訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。

JR橋本駅からバスでやってきた津久井湖記念館。
訪問目的は昭和28年に計画が発表された城山ダムに関する歴史を学ぶため。 2階に展示室があり自由に見学することができる。

ダムが完成した昭和40年3月の翌年に津久井湖記念館は開館。建物から歴史を感じられるのも納得。
ダム完成の裏では約285世帯・約1,400人の住民が水没してしまう土地を離れた。 水没前の写真などもあり勉強になった。

この日初めて津久井湖を見る。 普段を知らないながらも水位が低いのはあきらか。
・なぜこんな場所に自動車があるの? と人気になっている水没車両を見る

津久井湖の渇水状態で話題になっている車両。ニュースやYouTube投稿で登場してくる頻度も多いので認知度は爆上がり。

野次馬根性で自分も来てみた。
画像からでも伝わると思うけど、すごい急斜面で一歩間違えれば滑落。 木の枝を杖にして慎重に

足場は乾燥しきっているけども、岩場のような場所では何らかの遺構が残っていた。

水場的なものだったのか? 普段は水面下の世界に色々と妄想が膨らむ

自分なりに、津久井湖訪問前に訪問した人のブログやYoutubeを参考にしたけど…
訪問1週間前と比べてもワゴンRがボロボロになっている。 いたずらで破壊されてると容易に想像できる。

シフトレバーにグルグルと紐があることから色んな説があるようだけども、自分には誰かのいたずら跡に思えた。

津久井湖での渇水状態は今回が初めてじゃなく、以前から渇水時に水没車両が出現しては多少は話題になり、自分も以前から存在は知っていた。 なので、その時のいたずらではと思った。 知らんけど

実は自分が初めて買った車は2代目ワゴンR。 だから余計に見たくて此処まで来た。
この車両はもっと古い1993年9月に発売開始された初代ワゴンRらしい。

ボンネット・天井・側面に穴が空いてる。
そもそも、なんでこんな場所にワゴンRがあるの? ネットで検索しても明確な答えは見つからない。

すごいアバウトにワゴンRの位置を赤丸で囲んでみた。 ※修正・実際はもっと陸寄りですね(;´Д`)
1972年・先端近くには老人保養所「湖月荘」があったらしい。 2009年には解体されており今はないが、今よりは車で津久井湖に近づくのは楽だった?

さらに過去に遡るとダム建設で水没する前には道路が存在しており。 1996年(平成8年)の渇水状態の時に、理由はわからないけども走行して、戻れなくなったのでは? という可能性もあるのかなとも思った。
ネット情報の中には、地元でもワゴンRがスタック直後に話題になって、警察も来たという情報があったけど…時期すら不明な文章だけで信憑性は不明。

上から車両を見ると、助手席側の足場が抉れており危険。 この光景を見たときゾッとした。

バスもあるけど時間帯が合わず、ワゴンRの場所から城山ダムまで歩いて戻ってきた。
こうして見ると水位が異常に低いのがよくわかる。

津久井湖観光センターで少し休憩して次のスポットへ。
駐車場には多くの車が停まっており、高台から津久井湖を撮影する人が多い。
・もうひとつの人気スポットである神社跡

ボート乗り場であるようだけど、水位低下により2025年11月から休業状態に。

対岸にある水没ワゴンR。 ちょうど人が動画撮影しているようだ。

さきほどのワゴンRの場所と違い、ボート乗り場の方はアクセスが容易なので人が多い。 路駐も多かったけど。
この先に神社跡があるようだけども、どうやって行けばいいのかと悩む。 結局、もっと安全ルートを人が往来しており真似をする。

まるでグランドのような平地。 ここも本来なら湖だというのが信じられないほどカラッカラッ

プチ観光地にもなっている神社跡。階段や鳥居、狛犬があっただろう台座など遺構からも想像ができる。

また古地図と現在を比べると神社記号(黄色丸)や先ほどボート乗り場の道(赤色丸)も先があるのがわかる。※現在地での囲みはアバウト

津久井湖記念館では遷座された神社の様子もあり、現在でも鎮座し続けている。

画像では伝わらないけども、鳥居前には急な階段が残っている。

階段も風化しており危なそうなのでやめておいた。
それでも下には釣り人が数人おり驚いた。

橋脚部分が見えすぎてて怖い

湖には立木も見えており、なんともいえない空間で好き。

ただ、ここも安全な場所ではないので近寄りすぎには注意。

かつて道があったことを証明してくれるガードレールも渇水で出現。
神社跡と異なり、土砂の量がえらい事になっている。 この先にも見学人がいるけど…自分は転ぶイメージしか湧かなくなったのでやめて引き返す。

途中には色んな物が落ちているけども、なんで綺麗に刻まれてるのだろうか?

周辺には根掛かりした釣具なども多数落ちていたけど、個人的に気になったのはこの鍋。
これが当時の残置物なのか、不法投棄なのかはわからないけどね。
