青森県内の5つの美術館・アートセンターが連携する5館連携プロジェクト。
という力が入っているほど青森県は美術などに力が入っており、作品が豊富。
まったくもって絵心も芸術センスも無い自分が、5つの美術館のうち青森県青森市の青森県立美術館・十和田市の十和田市現代美術館を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
三内丸山遺跡の隣にある青森県立美術館。
こちらで有名な作品のひとつである青森出身の奈良美智作「あおもり犬」
あおもり犬との蝿写真を撮ろうと多くの若者が並んでいる。せっかくならば、より近くで見上げたいと思うけど撮影の邪魔をするなという雰囲気が渦巻いていた。 手前のえさ皿に関しては腰かけている人まで…
自分は入館料を支払ったけども「あおもり犬」は屋外展示のため開館時間内であれば無料で見れるらしい。
街中にも無料で見れる作品が並んでいる十和田市
場所は変わり青森県十和田市の十和田市現代美術館へ。
駐車場が少し離れていたけども、駐車券を入館時に見せると無料券をいただけました。
館内は若い女性が多い印象。 ただ「あおもり犬」の時とは異なり純粋に作品を見て楽しんでいる。
美術に対するセンスの欠片もない自分だけども、こうしたガラス通路などの非日常的な建物を見れるだけでもワクワクしてくる。
館内から屋外を見ると道路反対側の広場にも作品があり、24時間いつでも自由に見る事ができるようだ。 中にはみんな大好き水玉模様の草間彌生の作品もある。
にしても屋外作品に関しては、入館せずともいつでも見れるとは十和田市のアートに対する熱が伝わってくる。
最初はシャンデリアかと思ったけども、近づくとひとつひとつが人形で表されていた。 これは圧巻。
十和田美術館で一番見たかった作品でもある通称・大きなおばさん。
ちょうど進撃の巨人を見てたか頃なので、ハンジが捕獲したという4m級巨人・ソニーがこれぐらいなんだろうなと見上げる。 笑
名古屋駅のナナちゃん人形の高さ約6メートルには負けるけども、スタンディング・ウーマンの高さ約4メートル。
部屋の中で見るとより迫力が増す気がする。 ※画像フィルムで色が入ってしまってます( ;∀;)
初老女性の皮膚のたるみ・髪の毛なども繊細だけども、画像では伝わらない部分だと足首に浮き上がる青白い血管や靴のくたびれ具合からも人間らしさが伝わってくる強烈さがあった。
大きなおばさんが見たくてやってきたけども、十和田市現代美術館は非常に楽しい。
予定滞在時間を大幅に過ぎてしまったけども、それでもまた再訪したい場所。