群馬県高崎市といえば全国一の達磨の生産地。
「まゆは鶴、ひげは亀、縁起の良い二つの動物をお顔に表現した高崎だるま。「商売繁盛、家内安全、心願成就、目標達成」などの願いを両肩に書く金文字も特徴です。
だるまに向かい合い、願いを込めて向かって右目に墨を書き入れ、1年無事に過ごせたとき、願いがかなった時に、もう一方の目を入れます。」
高崎市HP 高崎だるま(R)より
そんな高崎市鼻高町には達磨があふれんばりにいるというお寺・少林山達磨寺があるというので、そりゃ面白そうと訪ねてきた個人的な備忘録となります。
他の珍スポ巡りをしながら到着した少林山 達磨寺
到着した時には既に夕方。 じっくり境内を見学したかったのだが時間の都合により達磨寺・第一大駐車場に車を停める。
坂の上にある第一大駐車場ならば少林山 達磨寺のメインともいえる霊符堂(本堂)の真裏から参拝できて楽ちん。
にしても本堂には溢れんばかりのだるまさん
正面にも回ってもやはりすごい量のだるま!
だるまさんが転んだではなく、だるまさんが崩れた! にならないようにと堂の左右後方にはネットが用意。
霊符堂(本堂)正面。
お寺の方がお賽銭を回収している最中だったけども、ご挨拶をし急ぎ参拝をさせていただきました。
明治14年に発生した火災により寺院と共に古文章等の大半が失われたので創設などは不明らしい。
少林山 達磨寺ではだるまに目がいくけども彫りも美しい。
創建に関しては調べれば調べるほど諸説あるけども、1783年の浅間山噴火等による天明の大飢饉により苦しむ農民救済のため9代目の住職が張り子のだるまの作り方を伝授したのがだるま市の始まりらしい。
鎌原観音堂に立ち寄ったあとに、ここ少林山 達磨寺に来たので色々と考え深いし、歴史は繋がっており面白みを感じてしまった。
願いが叶ったのだろうか?両目に墨が入った状態で奉納されているだるまたち。
だるまといえば魔除け効果の赤のイメージだけども、中には置いてあるだけで宣伝効果がありそうなだるまも。
だるまの形をした絵馬もあり可愛らしい
本堂横にある達磨堂には立派なだるま
営業時間ぎりぎりだったので手短にしか見れなかったけども、だるまメインのお土産があり面白い。
境内にある自動販売機。商品内容はごくごく普通のなのに、だるまが描かれているだけでも特別視してしまう。
他にもだるまの絵付け体験などもあり珍しい体験もできる少林山 達磨寺
人生の節目での勝負時にはだるま購入で訪れたいし、勝負に挑む力添えにもだるまさんに背中を押して欲しいとも思った。