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都道府県別B級珍スポ

広島 まるで要塞のような懸造 コンクリート製の草戸稲荷神社  

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広島県福山市草戸町にある平安時代初期に創建されたという「草戸稲荷神社
 こちらは日本稲荷5社の一つに数えられ、広島県下で初詣客は30万~50万人という参拝者数を誇るというメジャーな神社で、神社本庁に属していない単立神社。

そんな由緒ある神社をなぜ訪ねたかというと…

まるで要塞のような外観な神社』というパワーワードがあるクチコミに魅かれました。  そんな草戸稲荷神社 を訪ねてきた個人的な備忘録となります。

福山駅から近い場所にある福山城 
夜はライトアップされており実に魅力的。 自分も光がある方に吸い寄せられる虫のように近づいてみた。

何かしらのイベントでもしていたのだろうか? 
大量のたまごみたいな物が並べられており、なんだか映画エイリアンのワンシーンを思い出した。不思議だ。

エイリアン卵をぼけっ~と見ていると、通行人から『これはなんですか?』と2回も尋ねられた。 
  自分はスッタフのようにも見えたのだろうか? 不思議だ

翌朝 JR福山駅から約2キロほど移動

目的地の草戸稲荷神社に近づき見えているけども、芦田川沿いの道を間違えてしまい大迂回をしてしまった。※車で移動

道を間違えたことで気付いた太鼓橋。朱塗りの稲荷橋をしっかりと見れた。 
 ※画像は神社側より撮影

ドーン とそびえ立つ懸造風の草戸八幡神社

本殿へあがるルート案内が用意されておりますが、のぼるのが厳しい方は下の拝殿で24時間参拝可能です。

本殿までは9:00~16:00であがることが出来るようです。
折角ならばと上まで行ってみることに。

軽い気持ちでのぼり始めたけども、日ごろの運動不足が露呈。 情けない…

高さは約23mあるので、階段途中には休憩所ももうけられております。 御慈悲

高さは約23mというと、階高3mくらいとして7階・8階 ほどの高さ。

コンクリート階段をあがりきった。
最上部に到達した達成感を感じた、その瞬間目に入ってきた案内は…

一服いっぷくマーク!

禁煙じゃなくて、喫煙場所の意味ですよね? 

気を取り直し、本殿にてご挨拶。

この高さなので車を停めた草戸稲荷神社の駐車場が見える。 
  100台近くも停めることが出来る無料駐車場。  初詣では福山市内では最多・広島県内でも上位の参拝者が訪れる。

この芦田川のあたりはかつては草戸千軒町という港町で栄えていたようです。


 しかし徐々に廃れていったときに大洪水が発生。洪水に飲まれてしまった頃は町としても廃村状態だったとみられているそうです。 草戸千軒町遺跡と呼ばれてます。

本殿前に設置された双眼鏡で福山市を一望できますね。
本殿すぐ前に双眼鏡があるのは、なかなか珍しい光景のような気もするけど… どうでしょうか

帰りはのぼりと別ルートの階段をくだる
朱色の造りじゃなければ、今自分が本殿にいるってことを忘れそうな光景。

かつては社殿も別の場所(芦田川の中州)にあったのですが、洪水によって流されてしまいました。
昭和14年に場所をこちらに移し建てられたなのが、現在の要塞のようなコンクリート製。

経緯を知ると納得する造り。

あとから知ったけども、こちらのおみくじは大吉の上「大大吉」があるらしい。
事前調査が甘くて知らなかったけど、おみくじ運が無い自分にはお目にかかれないだろうな。

訪問時は平日の朝だったのでガラガラでしたが、参拝者が多いときは一方通行にしないと階段はあぶないですもんね。

改めて下から見上げるとその迫力が伝わってくるコンクリート製の草戸稲荷神社  。