北海道釧路市の阿寒湖には、マリモ展示観察センターという本物のマリモの成長過程などが見れるという施設がある聞き行ってきました。
そもそもマリモって何もの?
阿寒湖周辺のお土産さんにはマリモが販売しておりました。
小さい頃 父親からお土産でマリモを貰った事があるけども、あれは本物だったのだろうか? 部屋の窓際に置いておいたら中が見えないくらいに濁ってしまったけども…
そもそもマリモって何?
マリモは、球状集合体を作ることで知られている、淡水性の緑藻の一種である。生物としてのマリモの一個体は小さな糸状の繊維で、球状になる集合型のほかに、綿状の浮遊型、湖底の石・岩や湖岸のロープ、杭など人工物につく着生型としても生息する。 日本の阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体を作るため特別天然記念物に指定されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
気軽に行けないマリモ展示観察センター
マリモ展示観察センターに行くには、陸路は不可!
なぜなら 阿寒湖の北側の島( チュウルイ島 )にあるため、遊覧船で阿寒湖を周遊するコースに見学が含まれてるのでそれで行くか、自分もあとから知ったけども、モーターボートで行く方法もあるようですね。
どちらにせよ気軽に行ける感じではないですね。
自分は遊覧船コースを選びました。 船の出航時間に合わせないといけないし、時間も85分かかるので、見学も計画たてないと難しいかも。
85分の阿寒湖1周コーススタート
利用した阿寒観光汽船は、本社・営業所の2か所からお客さんを乗船させ、まずは景勝地滝口を巡ってから、マリモ展示観察センターがあるチュウルイ島へ
湖なので波もなく、穏やかに出航、船内にはトイレ・自販機もあり快適。 窓も大きいけども、デッキからも景色を楽しめます。
船は遊覧船らしく、ガイドもしてくれるので見所も教えてくれる。
画像は乗船前に既に見学してきた泥火山 ボッケ
阿寒湖の様子がだんだんと移り変わっていく
最初は、某アトラクションみたいに木々も近かったけども…
やがて 阿寒湖北に向かうにつれ 視界が広がっていく。
天気が霧というのもあり、非日常的な景色が広がっていた。
初めは交通手段と考えていた船も、景色が予想以上に楽しくて下船したくない気持ちになってきた。
いよいよチュウルイ島に上陸
いよいよ目的地のチュウルイ島・マリモ展示観察センターに上陸。
ここでの入場料金は設定されてるらしいけども、遊覧船の乗船券とセットになっているので別清算はありません。
船から下船するとき、タラップとかないのでどうするのかなと思っていら、この通りピッタリ! すげ~
この チュウルイ島にはマリモ展示観察センターしかありません。トイレもないです。
目的地はただ一つ、皆で同じ方向目指して歩いているのは遠足みたいでちょっと楽しかった。
トイレはないけども、バリアフリーコースは設けられてる。
船に戻ればトイレはあるし、環境の事を考えるとトイレ設置が無いのも仕方ないのかな
見学時間は15分のみ、マリモ展示観察センター
やっと到着した、マリモ展示観察センター。
実はマリモ展示観察センターの見学時間は15分のみです(;’∀’)
下船から再び乗船するまでに15分です。 ひぇ~ 歩くのが遅い自分は大丈夫だろうかとハラハラしていたけども、ゆっくり見学&撮影をしても15分以内に船に戻る事が出来ました。 一番最後だったけどもw
この阿寒湖に生育している天然記念物マリモは、阿寒湖全体的に生育している訳ではなく、北部がメインらしい
この映像は個人的には驚きでした。 中には浮遊型、、着生型(岩などにくっついている)などと様々
チュウルイ島の北側中心にマリモがいるらしく、保護のため船で通ることも制限されてるらしい。
画像だと伝わらないと思いますが、迫力あるマリモ。 動く訳じゃないけども、見ていても飽きない
大型球状体の阿寒湖マリモ
その中でも別格扱いだった巨大マリモ。 5~9年の成長で30cmを超える大きさに
マリモの成長過程も学べる
アホな自分でも理解できるくらい、わかりやすく解説されてる!
人に説明するほどじゃないので、ここでは割愛させていただきます。
マリモは成長して、強度を増していき、やがて崩れる、そしてカルデラ湖である阿寒湖の波や風で再度集まって球状というサイクルらしいです。 知らなかった。
マリモの中が空洞なんて知りませんでした。 成長していくにあたり砂利を取り込み強度を増すというのも知らなかった。 最後 バラバラになっても、またそれが集まり再び球状体に
さあ 船に戻ろう
滞在時間は短くあっという間でしたが、なんだかショートムービーでもみたような気分
船までの距離は短いので安心。 マリモ展示観察センターにはスッタフさんが数名いたので取り残される心配もないかと思います 笑
先程と阿寒湖を見る目が変わります。 あのマリモ達が湖底にいると想像すると世の中まだまだ知らないことが多くて実に面白い
チュウルイ島を出ると、乗船した2か所へ順に寄っていきます。
寄り道は一切なく、阿寒湖の中央を最短距離で帰るので早いです。 帰り道 船内で流れていた『マリモの唄』 初めて聞いて歌詞の意味も分かってないけども、寂しさを感じた。
無事に乗船した場所へ戻ってこれました。
お土産でマリモでも購入しようかと思っていたけども…水交換が必要だし、マリモのごはんと呼ばれてる栄養剤も一緒にすすめられ、自分には無理だと断念。
最後に自分は、このまりもっこりのキャラがどうも好きになれず嫌いだ。笑