沖縄県国頭郡東村字慶佐次にある、慶佐次川下流には川の河口付近の真水と海水が混じり合う「汽水域」があり。 ヒルギことマングローブは汽水域に生える植物、そのヒルギ類が東村ふれあいヒルギ公園で見れるという事で行ってきた備忘録です。
駐車場完備の綺麗な公園
綺麗に整備された駐車場に車を停め、すぐにこの景色。
到着時刻が夕方頃だったので、管理事務所も既に閉まっていたけども、公園内にある遊歩道は利用可能
ちょうど干潮時の訪問だったようだけども…これはこれで絶景。
カヌー体験も出来るツアーもあるみたい(事前予約・有料)。 こんな大自然なら気持ちが良いこと間違えないだろうな~
マングローブ=ヒルギ?
マングローブという名前の植物はいないようで、熱帯の海と川が繋がる汽水の干潟のような場所(汽水域)に生息する植物の総称らしい。
整備された綺麗で段差も無い遊歩道。 とても歩きやすい。
遊歩道の両側にはヒルギ林に囲まれ、非日常感を味わえて控えめに言って最高
あたりまえだけども、テンションがあがってヒルギ林に入ったり、植物を持ち帰ったり、持ち込むのは駄目
ヒルギ林には生き物もたくさん生息
自分のだめだめスマホカメラだとうまく撮影出来ないけども、遊歩道から干潟部分を見ると… 何か動いている、それもたくさん!!!
だめだめスマホカメラでズームしても画像が荒くなるだけ…見れなくてスミマセン。
干潟部分に無数の穴があいており、そこからカニの片手が出て動いてました。
種類はわからないけども、公園入口のモニュメントにもあったカニ。 シオマネキでしょうか?
にしても あんなに大量のカニの手招き?を見れたのはラッキーでした。
ヒルギ類は全部で3種類らしい
この慶佐次げさし湾のヒルギ林には3種類のヒルギ「ヤエヤマヒルギ」「メヒルギ」「オヒルギ」が存在しているようです。
正直 自分には区別つかないけども、この特徴的な根はすごい。
なんか色の違う枝がなってる!?
この時はわからなかったけども、後で調べてみて 多分 ヤエヤマヒルギの胎生種子
ヒルギ類の胎生種子は、枝にくっついたまま、20~30cmまで成長してから落下して、川や海に漂流して違う場所を目指すらしい。
調べてわからなかったけども,わからなかった。
根で海水を吸い、塩分は葉と同時に落下させる
採取、持ち帰り厳禁です。
※遊歩道に落ちていたので、そのまま置いてきました。
遊歩道に落ちてた胎生種子 。自然に落ちたようなので、持ち上げてみたけど、非常に軽かった。
とりあえず胎生種子は、そのまま落ちていた元の場所に置いておきました。
ここは「慶佐次湾のヒルギ林」として1959年に天然記念物に指定され、1972年に沖縄の祖国復帰と同時に国の天然記念物に指定されている場所。 その自然な姿のまま気軽に見学出来るのは本当に貴重な経験が出来ました。 終