東海道の宿場町「由比宿」の本陣跡地である、由比本陣公園内にある東海道広重美術館を訪ねてきました。
そこでは浮世絵師・歌川広重の東海道五十三次が見れると聞き、見に行ってきた備忘録です。
東海道沿いの本陣の跡地にある由比本陣公園
近くにある国道1号線と東名高速に比べて、生活道路として雰囲気残る東海道。
東海道沿いにあるのは、 本陣の跡地を利用した由比本陣公園 。 無料駐車場もあるのはありがたいです。
水路かと思っていたけども、実は馬の水呑場。
人の往来が多かったことを想像できる。 訪問日は平日ということもあり、まったり雰囲気(*´ω`)
馬の水呑場を見ると置いてある石にびっしりと亀。
普段から居るのだろうか… 大雨の日とかどうしてるのだろうか?
雰囲気残る由比本陣公園。 この本陣跡に美術館があるようなので入ってみる。
公園と言っても美術館だけじゃなく色々とある、けど他の観光客の姿は見当たらない
この交流館は無料で利用できるようだ。中で食事も提供しているようで良い香りもしてきた。
ちょっと中を除いただけで先に美術館にいくことに
いよいよ東海道広重美術館へ
さあ いよいよ東海道広重美術館へ
入場チケットを購入して中へ入る。
館内に入ると、すぐに浮世絵版画体験コーナーがある。 興味があったけど…ここに来て自分のひっこじみあんな部分が出てきてスルーしてしまった 笑 ちなみに有料で一回300円
歌川広重の東海道五十三次 全作が解説付きで見れるコーナー
見学順路を間違えて先に見てしまったけど、ちょうど他の見学者もおらず ゆっくり見れた。
東海道五十三次の解説を見てると、東海道中膝栗毛も出てくるのだが実に面白い
機会があれば読んでみたくなった。
東京・日本橋から京都・三条大橋までの、約492キロ
この距離を一日約10里、今の距離にして40キロを歩いていたとは驚きだ。 最速記録の飛脚だと72時間らしい(1人じゃなく、リレー形式での配送記録)
解説方法は色々とあり豊富だけど、個人的にはタブレットを活用してのガイダンスが一番面白くて理解出来た。
歌川 広重の解説はもちろんのこと、浮世絵の解説も色んな展示物を交えて教えてくれるので、飽きることなく学習できた。 個人的には映像解説が好きなので、ミニシアターみたいのが良かった。
浮世絵の制作過程の細かさも学べる。浮世絵の濃淡は美しいけど、その制作過程の大変さを知ると見る目も変わる。
小学生の頃 教科書で見て感動して、クラスのみんなでオリジナル逆さ絵を書いてたのを思い出した。
ゴッホが影響を受けるのも納得出来てしまうほど、当時は斬新だったのでしょうか?
少なくとも今見ても、浮世絵の奥深さ、何故か懐かしく感じてしまう作品達。
なによりも解説付きで東海道五十三次が見れたのは得した気分。
これだけでも来て良かったと思える場所でした。 終