神奈川県横浜市鶴見区の曹洞宗大本山總持寺。 ここには全長164メートルもの廊下・百間廊下があり、今も毎日雑巾がけの修行が行われていると知りました。
これは廊下だけでも見てみたいと、總持寺の百間廊下を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的な備忘録となります

鶴見駅から近い場所の總持寺。 近くに教育機関がある関係なのか、参道を通学路としている学生・生徒の姿が目立った。

こちらも立派な三門。 単純な自分は横浜市内にいるのに、まるで京都・奈良に来ているような錯覚に陥るw。

軽い気持ちで訪れたけども本当に広い境内をもつ曹洞宗大本山 總持寺。
こちらの墓地には石原裕次郎・アントニオ猪木など有名人も眠っているので、今でも訪れるファンは絶えないそうです。

金鶏門。 お目当ての百間廊下

一歩中に入ると長さ164メートルというとほうもない廊下。
長い廊下を見ると、随分前に訪れた愛媛県の宇和米博物館を思い出した。 ここでは長い廊下の雑巾がけ体験を売りにしているけど、撮影があるからと見学中に急に追い出されたのを思い出したw

玉兔門? そんな嫌な事を思い出したので、ひとまず奥の仏殿・大祖堂に手を合わせから再び戻る。

ちなみに外観はこんな感じ。 明治44年、ここに移転してくる前に大火災にあってしまったことを教訓に、東西の殿堂群を離しているらしい。 百間廊下は各建物をつなぎ合わせるのを目的。

登録有形文化財にもなっている百間廊下。
朝昼2回ほど雲水たちによる洒掃行(雑巾がけの修行)があるようで、ちょうど昼刻なので待つことに。

自分のように待っている人は誰も居なかったけども、間もなく大勢の雲水たちが表れ洒掃行をはじめた。
廊下内にいると邪魔なんで外へ移動。同時にカメラを向けるなんて失礼だと思い、遠巻きに見学させてもらうにとどめた。 生で見たのは初めてなので、ありがたかったですね。

大正4年頃に建築されたとは思えないほど本当にツルツルで綺麗な廊下。 ノーワックスで日光が反射してるよ。

広い境内でトイレを探していたら迷子になりそうにw そんな中で見つけた歴史を感じざる得ない電話ボックス。

自分で試しておいてなんだけどもドアが開いたことに驚いた。 もち電話は使えないけども鳥山明先生とご対面できた気分になった。 終