東京都町田市中町・町田市すみれ会館に静態保され続けている蒸気機関車D51 862号こと「まちだのデゴイチ」
JR・小田急線町田駅から徒歩で15分ぐらい離れた場所にあります。
鉄道にまったく詳しくないながらも、なんか面白そうと興味が湧いたので蒸気機関車D51 862号機(まちだのデゴイチ)を訪ねてきたという、誰のためにもならない個人的なブログです。

町田市すみれ会館には屋根付きの場所で保存されている日本初の車いすバス「やまゆり1号」も展示。

車体には車いすのまま乗車できるようにとリフトが付いているそうです。
ただ、そのリフトを含め内部を見ることが出来ないのは残念。

すぐ隣にはオシャンティーな屋根で覆われているD51型862号蒸気機関車。
しかし 到着時にはたくさんの児童が遊んでおり、入口の扉は閉じられていた…。 機関車見学希望の方は引率職員に声掛けしてくださいとも案内があったけども、自分にはハードルが高すぎるので見学を一時断念。
時間調整のため、また町田駅までトボトボ15分以上歩いて戻る。

テキトーに時間調整をしてまた戻ってきたD51型862号蒸気機関車。 駅との往復は疲れる(;’∀’)
でも、ほぼ貸し切り状態で見学できた。

現在展示されているD51型蒸気機関車(通称デゴイチ)は1943(昭和18)年11月18日に国鉄(現JR)浜松工場で製造。昭和18~昭和46年まで東海道、関西、中央西各線で活躍した「D51 862」

1971(昭和46)年に現役を引退しましたが、D51・862号は1972(昭和47)年に国鉄から町田市へ貸与され、同年5月5日から展示を開始。

車両の前方に展示されている出発信号機。

解説板ではなくて、年季の入ったテプラ―というのが味わいがあってイイね笑

展示されている車両にはレプリカのナンバープレートがついてますが、本物のプレートは毎年 10 月に行われる D51 祭りのときのみ取り付けられるらしい。
自分にはレプリカと本物の違いがわからない。

至近距離で見る動輪は迫力がありますね。
にしても素人意見だけども屋根があるためか車両は綺麗な状態には見える。

注意書きはこども向けだけども、精神年齢が大きなお友達もいるので注意書きは必要ですね。

原町田は現在のJR横浜線の町田駅。 昭和55(1980)年に移転と同時に町田駅に改称。

詳しくないながらもD51を見ていると移動図書館の車がちょうど通った。 すぐ近くに図書館があるから、そこから出発したのだろうか? どこにせよ珍しい車両を見れた気分。

機関車の後ろに石炭と水を積むテンダ-車(炭水車)

運転室を覗くだけじゃなく、自由に立ち入れるの嬉しいですね。

しかしながら開放されている運転室内で破損事案が発生しているようだ。
この先、自由に立ち入ることが出来なくなってしまうかもしれない。

実にメカメカしい機関室。これで巨大な鉄の塊を動かしてると思うと尊敬に値するね。

特に注意書きがあった訳じゃないけども、勝手に座って良いのかわからず見るだけにしておいた。
正直 自分は内部に入れただけでも貴重な体験として満足。

自分が操縦している気分を味わいたくて窓から覗いてみて驚いた。
これしか前方の視界が確保できない…線路上の安全確認はどうやっていたのだろうか?

こんな町中に保存されている蒸気機関車D51。
外観を見るだけじゃなく、運転室にも入れるのは実に貴重な体験でした。
鉄道好きのからなら知っている人は多いと思うけど、個人的には穴場にも感じてしまった。