古くから温泉街や投入堂が有名な鳥取県東伯郡三朝町。
他にも気になるスポットが多い三朝町ですが、Googleマップを見ていると気になった梶川理髪館・理容史料館。
『日本唯一の理容博物館を兼ねる店で、主に18世紀から20世紀までの理容器具を収集、展示しております』 という紹介文があった。
これは気になるよねってことで、梶川理髪館・理容史料館を訪ねてきた、これは誰のためにもならない個人的な備忘録となります。
射的・スマートボールなどが今も残る、ザ・温泉街というレトロ雰囲気の湯泉本通り。
川の温泉はすっぽんぽん状態がほぼ丸見えなのでハードルが高いけど、通りには無料で足湯・飲泉場も楽しめる場所も。
愛国心を熱く訴えてくる所も
そんな湯泉本通りの出入口付近にある梶川理髪館。
そして目的である理容史料館。 個人で集めたというコレクション資料館。驚く事に無料で見学できる。(店内が空いているとき)
ショーウインドウからして並ならぬ雰囲気。
アンティークな世界観は見てるだけでも堪らん。
すごく中も見たい!
外から中を覗く限りではちょうどお客さんがいないようだ。 けどコミュ障の自分にはハードルが高いですw
勇気を振り絞り店内に入ると、店主はあたたかく迎え入れてくれた。
せっかくなのでシェービング体験を受けながら色々とお話も聞かせてもらいました。
レトロな雰囲気の店内には今までご主人が集めてきたという理容関係のコレクションが並ぶ。
良い意味でおもちゃ箱をひっくり返したようなワクワク感。
西洋の理髪店で髭(ひげ)を剃るときにアゴの下に当てたという髭皿とシェービングマグが店内にはたくさん。
店主はシェービングマグ・コレクターの会(NSMCA)の会員でもあるそうだ。
同伴者が顔剃りエステをしてる間にと、ご主人がどうぞ渡してくれた髭皿コレクションをおさめた写真と理容専門雑誌。
ふだん読める機会なんてない専門雑誌を読めるなんて貴重やね。 さっぱり意味わからんかったけどw
リアルな木馬型の子ども用の椅子
過去には『なんでも鑑定団』という番組にも出演された経験をもつ店主。
他には髭皿などで複数回出演されたことがあると聞き驚いた。 けどコレクションの数を考えれば納得だよね。
連泊した三朝町での最終日。
チェックアウトした足で再び梶川理髪館・理容史料館へ。 これで3回目w
外から他にお客さんがいないかなと不審者の如く中を覗いていると、店主が笑顔で迎え入れてくれました。
時間の都合もあったので10分ワンコイン体験(ヘッドエステ)。 再び歴史ある理髪椅子に腰かけることができた。
他の理容関係の保存館でも見た事があるけども、なんと実際に『あんま器』も体験させてもらいました。
ハンドルを回すと先端が振動するというシンプル構造。 まあ 振動は小さいながらも、人にやってもらうのは気分が良いですねw
結局 梶川理髪館・理容史料館は見所が多すぎて3回も訪問sちゃいました。
自分の人生でも連チャンで床屋に通ったのは初めてだし、今後この記録が更新される事はないと思いますw