人気観光地でもある神奈川県藤沢市の江の島。
アニメの影響もあって外国人訪問者も多いが、江戸時代には庶民の間では「江の島参り」が流行。それ以前の時代からは旅修行の場としても有名な島。
そんな江ノ島には今でも歴史を肌で感じられる場所として、岩屋洞窟があるので洞窟好きとして訪ねてきた個人的な備忘録となります。
江ノ島へ行くには江の島大橋を渡る必要があるけども、今回の目的地は岩屋洞窟。
江ノ島の奥地に行くまでは大変なので、おススメは江ノ島べんてん丸
欄干に並ぶ順番として矢印が直書きされてておもろい。
江ノ島の奥へ行こうとすると、高低差がある道を歩いて進まないといけないので大変。
しかし船なら坂道知らずで岩屋洞窟まで行ける。
海上から見る江の島シーキャンドル(展望台)は不思議な気分。
約6分の海上遊覧はあっという間に終わり。
下船しやすいように船首に座っていたので一番で下船。
こんな場所で降りるの? と思ってしまう釣り人も多い岩場。
復路の船に乗船するため行列も出来ていた。
朱色の岩屋橋を歩いていくと到着する岩屋洞窟。
ちゃんと整備された道に岩屋の歴史資料が展示されており、思ったよりも現代的な雰囲気。
しかし 少し進むと波の力だけでできたといわれている洞窟世界が広がる。
学がない自分でも知っている与謝野晶子が詠んだ詩が刻まれた石像。
ある程度進むと無料で雰囲気ある蝋燭を渡される。
実際は蝋燭がなくても困らない明るさだけども、少し修行者気分を味わえた。
途中で分かれ道がありルート通り進んでいく。
反対から人が来ると頭上にも気を付けながら避ける必要がある。
”この洞窟は富士山の氷穴まで繋がっている” という伝説が残っているらしい。
分かれ道の右側奥には「江島神社」発祥の地
552年欽明天皇の勅命で、岩屋に宮を建てたのがはじまりとされてるらしい。
洞窟内には修行僧たちがつくったとされる多数の石仏が鎮座。 しかし信仰心の欠片も持ち合わせてない自分が興味持ったのはコレ。
罰あたりな発想だけど、まさに巻〇ソでみたいでおもろい。
洞窟内から見える相模湾。
第二岩屋に移動するために、外に出て移動する。
この聳え立つ崖も見事だ。
江戸時代には「江の島道」として人気を確立した江ノ島。 にしてもあの岩場に橋を掛けるのは信仰心が強くないと出来ないだろう至難の業。
第二岩屋へ突入し、すぐに違和感を覚える…
それは天井に張り巡らされたイルミネーション。
奥に進むと歴史的な雰囲気をぶちこわすよう輝く怪しげな照明。
ボタンを押すためだけに人が並んでいる。 前の人たちが順番に押してるのを何度も見てるので、ネタバレしてるので新鮮味は0。
こちらの洞窟はこれだけ う~ん まさに観光地の珍やね
人気観光地の江ノ島。
そんな江ノ島の裏側ともいえる所に存在する岩屋洞窟。 歴史ある場所ながらも神奈川県民でも知らない人は多いのも事実。
江ノ島の奥まで来るのは少し大変だけども、歴史を感じられる場所でもあるので訪れる価値はある岩屋洞窟。