山形駅から約13キロほど北にある山形県天童市。
天童といえば将棋の街として有名で、全国の約9割以上を占めるといわれ将棋駒産業のトップを独走。
そんな天童市では将棋を活用した取り組みとして、毎年4月頃に「天童桜まつり人間将棋」が行われます。
甲冑や着物姿の実際の人間が将棋の駒になるという人間将棋。
ニュースなどで放送されることもある人間将棋なので認知度も高いかと思いますが、自分が初めて人間将棋を知ったのは、ルパン三世です。笑
捕らえられたルパンたちが将棋の駒にされ戦わされるという内容で、当時の自分にはショッキングでした。笑
訪れたのは人間将棋の時期じゃないオフだし、将棋のルールも知らない自分。けど、せっかく山形県天童市に訪れたならば、祭りの会場でもある天童公園・人間将棋盤を見に訪ねてきた個人的な備忘録となります。
天童公園山頂まで登ってくると、大き目の無料駐車場。
よくよく見ると大勢の名前が書かれます。
一会場で同時に行った将棋の最多対局数ギネス記録の記念碑とあり、その会場だったようだ。
4724人もが集まり2362局の対局を終えギネス記録。
参加者年齢層も 3歳から92歳と幅広く参加できるのも将棋の魅力かもしれない。
あちこちが将棋の駒。 天童市の街中では色んな物が将棋駒になっている。
広場には将棋盤のような物があり、これが人間将棋盤のようだ。
将棋盤の大きさは縦16.87メートル、横14.17メートル、1マスの大きさは縦1.5メートル、横1.2メートル。
1マス毎に位置が小さく書かれており、自分の位置が確認できるようになっているのも面白い。
しかし 将棋盤が大きすぎて同一面から見ても、よくわからないので高台に登ってみる。
山頂には、控え目な噴水に囲まれた王将と書かれた将棋塔
こうゆう記念碑があると裏面が見たくなってしまう。
昭和41年3月竣工と記載がある
この高台は観客席にもなっているようで、先ほどの人間将棋盤の全体がよくわかる。
広場には解説板もありました。
毎年春、将棋駒の供養祭も行われているというのも興味深いし、知らなかった。
将棋のルールは知らないし、将棋崩ししかやったことないけども、実際に見たら迫力がありそうだ。
人間将棋のルールは通常と同じだけども、なんでも人間将棋ではすべての駒を1度は動かすという暗黙の了解があるとかないとか。 将棋駒として参加したのに一歩も動かなかったら、確かに寂しいですよね。
余談: 人間チェスも有名だけども、興味本位で人間オセロを調べてみると実在するので驚いた。