広島県に訪れたのならば何かお好み焼きに関する思い出を作りたいなぁ~ とアホらしい動機でGoogleマップを検索して知った、広島県広島市西区にあるWood Egg お好み焼館
WoodEggお好み焼館は、名前を聞いただけではよくわからないけども、あの一流ソースの「オタフクソース」が2008年に開館した施設です。 中には『おこのミュージアム』があり、無料で広島を代表とする食文化・お好み焼きに、より親しんでもらうことを目的としてWood Egg お好み焼館が開館。
ならばとすぐ近くのオタフクソース工場も合わせて訪ねてきた個人的な備忘録となります。
本社工場近くにある目を引く木製の建物。
まるでロケットのようにも思えるけど、丸い外観はお好み焼きの「丸」団らんの「和」をイメージしてるそうです。
5階建ての建物になっていますが、今回の目当ては2階の『おこのミュージアム』
他フロアーは3階キッチンスタジアム、4階お好み焼き研修センター、5階ウッドテラス・ラウンジなど、それぞれ予約や機会が必要。
まるでホテルのロビーのように綺麗。
ほぼ入れ違いでたくさんの中学生が出ていく。 社会科見学を終えたのだろうけども笑顔だったのが印象的。
Wood Eggお好み焼館の2階にある『おこのミュージアム』を見学します。
とくに予約せずとも無料で見学できるのはありがたいです! 予約するとガイドもしていただけるようだ。
ソースといえばやはり粉ものの代表のひとつ「お好み焼き」。
お好み焼きの元祖は、安土桃山時代の茶人・千利休が茶菓子として好んで用いた物「麩の焼き」といわれてますね。
自分も作ることよりもお好み焼きの歴史などに興味があり、過去にはお好み焼き検定なる資格に挑戦しております(しかも上級)笑
そこでもお好み焼きの歴史などもガッチリ学べますよ。
ラーメン・おでんじゃなく、珍しい椅子つきのお好み焼きの屋台。
戦後の苦しく、貧しい時代、多くの国民の胃袋を支えたお好み焼き。
縁日を中心にお好み焼きの屋台は見ますが、椅子付きの屋台は珍しいですよね。
↑ 大阪西成地区で訪ねたお好み焼き屋台
昔ながら(1959年頃)の雰囲気たっぷりのお好み焼き屋も再現されており、テンションがあがる。
中にも入れるようなのでお邪魔します。
店内の再現度も高く、エモい雰囲気だけでも楽しめますね。
鉄板にあるお好み焼き、水などは作り物です。
ダイヤル式の白黒テレビ。 映像もちゃんと流れており、懐かしく感じてしまう人も多いだろう。
おこのミュージアムを見学後はWoodEggお好み焼館と隣接した別館へ移動
こちらは実際にお好み焼きを厚さ19mmの本格的な鉄板で、26人が同時に焼くことができるスタジオ。
先ほどまでいた中学生たちが体験していたのだろうか? とても良い香りだけが残っており腹が減る ※体験は要予約
その奥にあるショールーム。
こんなにも市販化されてるソースがあるとは驚き!? 中には広島県限定など、種類が豊富なので選択するのも大変だけども、せっかくなので何種類かのソースを購入。
その中でも個人的に圧倒的No,1ソースが↓本当に美味しくてリピート決定
地域により名前が異なるお好み焼きをひっくり返す道具。自分はコテと呼ぶけども、こちらではヘラと紹介。
こちらでは名前を入れてマイヘラがオーダーできるようです。 けど今回はおたふくトートバッグを購入。 近所での買物に今でも使ってますw
徒歩3分ぐらいと少し離れた場所にあるオタフクソース工場も今回は見学させていただく。
※要予約
工場見学で撮影可能というのは珍しいというか初めてな気がする。
こうした普段では入れない場所はワクワク。 ましてや知っている商品の製造工場となると尚更です。
ものスゴイ勢いで空のボトルにソースが注ぎこまれたのち、そのまま蓋がされ、ラベルが貼られる。これらの工程がノンストップでおこなわれていく。
異物混入などのチェック体制もしっかりとされており素晴らしい
最後は出荷場の見学させていただく。
ほとんどの作業が機械により自動化されており、 単純作業の仕事ばかりしていた自分はちょっぴり切なくなったw
最後はお土産品としてソースなどを何種類かいただけました。
なんだかたくさん貰ってしまった神対応のような気もするので、トラブル防止のためにも画像はアップは控えますw。 無料で見学させてもらって、お土産まで貰えるので驚きです。
今後 ソースを買う時はオタフクソースに決まりです!
オタフクお好みソースの原料にもなっているデーツ。
今回の見学で初めて知りました。 個人的にはちょっとお値段が気になりますが、それでもちょっと口寂しい時などにぴったりで美味しい。