広島県尾道市 いわずと知れたメジャー観光地。
とはいったものの「おのみち」に訪れたら何をしたらいいのかわからなかった。 お好み焼きを食べるべきなのか、映画の街として探索すればいいのか… とりあえず尾道水道を一望できるという千光寺を目指すことに。
そんな千光寺にはかつての修行場・くさり山(石鎚山)鎖修行場というのがあるらしく、さらに62年振り復元されたという情報もある。 挑戦できないにしても見ておきたいと思い訪ねてきた個人的な備忘録となります。
バス停もしゃもじ?のような形をしており広島県にいるだなと改めて実感。
今回 自分は山頂まではロープウェイ
往復乗車でなく帰りは徒歩を選択する人も多いようだ。 自分は少しでも節約(体力・時間)したかったので片道分だけ乗車。
『文学のこみち』と呼ばれている遊歩道
山頂に着いたら千光寺までは別ルートにせよ歩く必要がありそうだ。
道の途中には詩人・俳人などの石碑があるけども、学が無い自分にはさっぱり。
それよりも愛くるしさを感じる獣のような木が一番気に入った。
千光寺に到着
線香やローソクも現金はもちろんのこと、PayPayにも対応しているのでこりゃ便利。
そんな自分は楽天ペイ派なので現金払いで購入しお参り
お寺の頭上をさっきまで乗車していたロープウェイが通過していく。
お寺とロープウェイを一緒に写真におさめようと多くの人がカメラを構えて待っているのも面白い
確かにこりゃ絶景だ。
ちょうど通過していく貨物列車が見えなくなるまで見送ってしまう
見かけた「ガン封じ」と書かれたお守り…
悪性腫瘍を持っている自分。お守りを見つけた瞬間 改めて自分が病気なんだよなと思い出し落ち込む… 結局 買ってないけどさ。笑
境内には「カチカチ数珠」とよばれている百八煩悩滅除大念珠
音が心地よくて楽しい
カチカチ数珠がある三十三観音堂から上を見上げると何かありそうだ。
62年ぶり復元という文字に心躍る目的地の石鎚山鎖修行場
自分の前に若い男性がいたのだけど、説明を読みお金を入れると躊躇なく登っていく。そしてあっという間に見えなくなった。
岩には天狗が描かれており確かに天狗のような形。いわゆる奇岩。 そんな岩が多い尾道は修行の場として寺が管理。
修行を体験するには奉納料として1人100円(こっちもPayPayにも対応。)
自分もちょっとやってみましたが、訪問時は今以上に病気手術の関係で左麻痺が残っており。
秒で断念。
ただ訪問したのが夕方で他の参拝者も疎らになっており、ギャラリーもいないので慎重に再挑戦。
ほぼ片手でも足を大きな輪に入れれば安定して登れることに気付いた。
ただ↑画像のように鎖から岩場に移る時が本気で怖かった… 本来なら岩に手をつけばいいのだろうけど出来ないし身体だったし。 この場でギブアップしようとしても戻れないし、スッタフがいるような場所でもないので自己責任で登るしかない。
本来 この石鎚山鎖修行場には2つルートがあったようで、難易度が低いとされる「女鎖」と難易度が高いとされる「男鎖」
今体験できるルートは「女鎖」だけのようだ。 だからといって滑ったりしたら本当に命の危険も伴うような場所に変わりない。自己責任
大正15年から石鎚山に鎖が取り付けられたようだけども、戦時中の金属類回収令により鐘と一緒に鎖も提出。 それ以降は行われず忘れられそうになった石鎚山鎖修行ですが、一般の参拝客にも体験してほしいと住職の想いから、整備し平成17年から約62年ぶりに鎖修行が復活したようです。
そのおかげで自分も貴重な体験が出来た。
3・4か所(忘れましたw)の鎖を掴まって頂きに辿り着くと小さな祠
鎖を登りきった達成感もプラスされ本堂より絶景に見える。
頂上に小さな祠。まるでGhost of Tsushima ( ゴーストオブツシマ )の世界に入ったような絶景
実況動画を見た事あるだけでやったことないけどね。
石鎚山鎖修行は一方通行になっており、帰り道は再び鎖に掴まることがない別ルートで一安心。
ただ そのルートは墓地を抜けるので、これはこれで貴重な経験だと思ってしまった。 ※ここからカチカチ数珠がある三十三観音堂の方に道は繋がってます。
戻り道 広島尾道が舞台になっている龍が如く6のサブクエを思い出した。 こっちも実況動画を見た事あるだけでやったことないけどね。 ゲーム機は1台も持ってないので見るだけ。