二宮金次郎。のちの名乗りを二宮尊徳に。
かつて全国の校庭にあった二宮金次郎像だが、太平洋戦争のさいに発令された金属類回収令で減ってしまったとか、歩きスマホをイメージさせるから減ったなども聞いた事あるけど、実際はどうなんんだろう…
自分が卒業した小中学校には二宮金次郎像はなかったけども、学校の七不思議では校庭を走るイメージがいまだに強い。笑
そんな間違えた認識を改めようと、神奈川県小田原市栢山にある尊徳記念館を訪れてきました。
二宮金次郎(尊徳)が1787年に栢山村に生まれた地で、生い立ちや偉業や思想を学ぶためです。
これは小田原市尊徳記念館を訪ねてきた個人的な備忘録となります。
小田原市尊徳記念館には無料の駐車場も完備。
さらに電線&鉄塔で隠れてしまっているけども富士山もばっちり拝める。
到着した尊徳記念館。
屋外にある二宮尊徳生家は無料で見学できる
中には負薪読書少年像の代表アイテム 「背負いの薪」
記念撮影のアイテムとして誰でも背負える。 けど近くにスッタフの方が近くにいるとちょっと恥ずかしい。
むこうは慣れており気にしていないだろうけどさ…でもおじさんでもチョイ恥ずかしい(*ノωノ)
地元 小田原市内に設置されている二宮金次郎像。 なんでも小田原市内の小学校には全て設置されているとか!
ちなみに栃木県の真岡市や日光市などのゆかりある地でも多いようだ。
画像にあるような「きんじろうクリップ」も魅力的だ。
二宮金次郎がスマホを背負ってくれるスマホスタンドもお財布の都合があえば欲しかった…
入館料を支払い、いざ館内へ。
残念ながらはしゃぎすぎてしまったようで、館内で撮影したほとんどがブレブレになってしまった…
※後半は撮影禁止エリアあり
各エリアでほどよい長さのアニメで二宮金次郎(尊徳)の生い立ちだけじゃなく、彼がしてきた偉業を順に学ぶ事ができる。
後半になった時には、すっかり二宮金次郎(尊徳)の勤勉で真面目な姿勢な人柄にすっかりと魅了されてしまっていた。
幼少期の金次郎が学習で使用した砂の手習い
実際に文字を書いてみたけども、想像よりもガリガリしており書くのも一苦労
奥に進むつれて「導入」・「少年時代」・「青年時代」・「桜町の村づくり」・「小田原藩内の村づくり」・「各地の村づくりと弟子たち」・ そして撮影禁止エリアの「尊徳にまつわる遺品」と続く
途中 無料でボランティアガイドの方が説明してくれたのでありがたかった。
おかげ二宮金次郎あらため二宮尊徳に関する知識が多いに学べた。
またガイドの方も、他の観光地であるようなずっと付きっきりではなく、ほどよく自由に見学させてもらえるのも個人的にも好感触。
館内での見学を終え外に出ると二宮尊徳像
屋外には二宮金次郎(尊徳)が生まれ少年時代を過ごした家屋が無料で見学できる。
1957年に復元されたものだけども神奈川県指定重要文化財に指定
内部の間取りは「広間型三間取り」というらしいが、自分にはよくわからない。
それでも二宮金次郎(尊徳)が16歳まで住んでいたと思うと感慨深い。
かつて美しい国ニッポンと言われていたけども… 今も胸を張っていえるのだろうか?
最近は年代を問わず自分勝手な考え方な人が多く、うんざりする機会が多いような気がする自分です。
そんな時に報徳思想などの考え方に改めて触れると、自分自身色々と考えさせられる機会をいただけた。
小田原市に訪れる機会があれば訪問して欲しい場所。