2018年7月に世界遺産に登録されました「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」
キリスト教が禁じられている中で、長崎と天草地方を中心とした日本の伝統的宗教や一般社会と共生しながら信仰を続けた潜伏キリシタンの信仰継続にかかわる伝統のあかしとなる遺産群です。
平戸島まで来たので有名な春日の棚田を離れた場所から見学
本当はもっと近くで見たかったけども車を停めるのが困難だと判断してスルー。
だけども離れた場所になるけども、安全に駐車スペースがあるところからも綺麗な棚田を見る事が出来たので満足。
海岸沿いを走っているという何カ所かこうゆうガードレールを目撃 笑
平戸市切支丹資料館
館内は残念ながら撮影NGだった。
先に訪問した『平戸市 生月町博物館・島の館』には無かったような隠れキリシタンに関する資料や展示物もあった。屋外のトイレはスッタフに声を掛けてから開けてもらうスタイル
根獅子教会遺跡跡:キリシタン時代(16世紀)に建てられていたという教会跡。
発掘調査では陶器、磁器などが見つかっておりますが、肝心の建物は焼失したらしく残っていない。
のちに畑になったのだが、人糞などの肥料は禁じられなどして引き続き聖地として崇められてきたそうだ。
今は教会も残っていないけども、平成14年8月紐差のカトリック信者が建立したという根獅子のサンタマリア像
ポツンとあるルルドのマリア様
何か神々しい雰囲気もあり、お顔をアップで撮ることが出来なかった。
ルルドって何だろう?と思い調べてみると、フランスの寒村ルルドにて喘息を患っていた少女にの前に出現された時のマリア様を再現。
ちょっとした高台にある根獅子のサンタマリア像
訪問時の交通量は多くなかったけども、高低差のあるカーブ部分にあるので路駐は危ない。
画面左側(平戸市切支丹資料館方面)にちょうど待避所があったので駐車させてもらう。
おそろしく綺麗な白い砂浜が印象的だった根獅子海岸。
夏になると人気の海水浴場になるようだけども、かつて禁教時代には「おろくにん様」と呼ばれるかくれキリシタンの一家6人が信頼していた人に密告され挙句、処刑された場所のようだ。
怖いね~という昔の話な訳でもなく、今現在でも宗教や価値観の違いで人権・財産・命が奪われてしまう事も多い。
過去から何を学べばいいのだろうか… その答えは神のみぞ知る。