日本にはいくつもの童謡があり、その中でも上位に入るだろう『めだかの学校』
めだかの学校の歌詞は3番まであるけども、全部を知らなくても冒頭部分の『めだかの学校は 川のなか~』は有名やと思うし、今も保育士実技試験課題曲に選ばれるなど多くの人に親しまれている。
そんな童謡「めだかの学校」が生まれるきっかけとなった地が神奈川県小田原市にあるというので、訪ねてきた個人的な備忘録となります。
他の有名な童謡発祥の地として訪ねた埼玉県川越市の『とおりゃんせ』の発祥の地 三芳野神社参道
小田原市荻窪の住宅街にひっそりとある「めだかの学校」
道路沿いには、ちゃんと案内も出ているけども…気が付かない人も多いようだ。
小田原駅からも徒歩でも約15分ほどかかる距離にあるので、自分は地元の方に車で送迎していただいたが、その人も「めだかの学校」の存在は知らなかった。
めだかの学校の開校日を調べると平成8年5月という情報があった。 なんだか綺麗な建物なのでもっと新しいかと思った。
めだかは静かな場所を好むという観点から駐車場は設けていないそうだ。
目の前の道路は路線バスも通るので路駐などは避けるべし。
建物の横には水車があり、稼働する水車についてる藻が雰囲気があってよかった。
水車小屋の中にも入れる! といっても中には解説板があるのみだった…
ここ荻窪用水は江戸時代から約20年をかけて早川から水を引き込む大工事の末完成した場所。
昭和25年 童話作家の茶木渉氏がNHKより依頼を受け、昭和21年に荻窪用水の周辺で息子との買い出し途中で交わした会話を基につくられた童謡が「めだかの学校」
童謡 めだかの学校の歌詞を思い出してみた
めだかの学校は 川のなか
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなで おゆうぎ しているよ
そっと 下を覗いてみると…
うん ポイ捨てはアカン!!
時間の都合でゆっくり見れなかったのでメダカは見つけられなかった…
めだかの学校にいるメダカの種類は【クロメダカ】というらしい。 メダカは音に対して敏感で足音がするだけで物陰に隠れてしまうので、自分がバタバタしていたのが失敗だと思うし、荻窪用水のちゃんと先まで静かにいけば見つけられたと思う、だってめだかの学校ですから。
メダカを見れなかったのは残念だけど、あの『めだかの学校』の地へ訪れることができたのはなんだか嬉しい気持ちになった。