日本全国には数多くの道祖神があります。
道祖神とは主に巨石や石像を村境や辻等の街路に置いて、悪霊や悪疫を防いでくれる神として奉られていた。
佐賀県武雄市にも、独特な道祖神社があるというので訪ねてきた個人的な備忘録となります。
国道34号線沿いにある目的の道祖神。
整備された駐車場と案内看板もあるのでわかりやすい。
駐車場から道祖神まで歩くのかと思ったら数歩で到着
男性器を想像させる道祖神の説明板によると、ここ武雄地方では道祖神のことを塞神(さやんかみさん)と信仰され、親しまれているそうだ。
かつての武雄温泉には花街があり、遊郭の人々たちがここの道祖神に性病やから守るよう通うようになり地元に広く根付いたのだとか。 遊女も訪れた場所なのだろうか
そんな武雄温泉駅には2022年秋から西九州新幹線も開通し、ふたたび温泉街として再び人が集まりそうだ。
境内に入ってすぐに昭和50年3月に建立された小さな鳥居。 こちらは『越のべ鳥居』というらしく、参拝者が病気平癒を祈念して奉納されたものらしい。
大病を抱えている自分は是非とも挑戦してみたい!
けども…大きさ的にもくぐれる気がしないし、泥だらけになるのあきらかで挑戦すらしなかった…
非常にこじんまりとした境内… それに参拝ルートがわからない…
けど立派ないちもつだけはコンマ数秒で見つけた。
逸る気持ちを抑えながら、まず奥にあるお社にご挨拶
道祖神が祀られていますね。 他にも色々とあり今でも子宝・安産のご利益を願う人々が訪れているのが伺える。
足元には年季を感じる男性器の陽石。 反対側の足元には向かいあうように女性の陰部を表現した陰石
後光が差し神々しくも感じる道祖神
こちらのお社にある道祖神は、武雄市人形組合が奉納した気合を感じる新しいもの。
うん まさにご立派の一言に尽きる
男性器の陽石と女性器の陰石が一対で表現されており、高さは約130センチぐらい
自分も並んで記念撮影したけど、なかなか人に見せる機会が無い写真。
インスタ蠅にも訪れて欲しい
何と書かれているのか判読不能。 帰宅してからも調べたが詳細な情報は見つからず残念…
インパクト大のお願い 道祖の上にローソクを立てないで下さい。
幕のシンボルマークもかっこいいね。
でもこんなTシャツがあっても着る勇気も無いし、社会的に許されるのだろうかと考えてしまった。