北九州市小倉北区、市街地のど真ん中にある旦過市場を訪れたことがあるだろうか。
神奈川県に住む自分はまったく知らなかったのですが、福岡に向かう飛行機の中で偶然に知り、その強烈なトタン屋根の雰囲気を生で見たくて訪ねた個人的な備忘録となります。
※令和4年4月と8月に火災が発生しましたが、訪問時期はそれ以前となっております。
小倉で楽しみにしていたTOTOミュージアムの見学を終えて、次なる目的地【旦過市場】を目指します。
仕方ないので歩きます。 知らない町は歩いてるだけでも楽しい気がする。
そんな事を考えてると、買い物姿の人が多くなり、やっと現れました旦過市場です
強烈な外観な旦過市場
この画像だけ見たら、まるで海外のマーケットのようにも見えなくもない。
※旦過市場への出入口はいくつかあります。
思ったよりも水深は浅く透明度があるなというのが正直な意見。 魚も泳いでいるのを見る事もできた。
きっと この神嶽川もこの先で合流する紫川同様に、以前は汚れきっていたのだろうと思った。
紫川と同じく色んな人の努力があって、現在の透明度を保っているのだろう。
この建物の雰囲気が堪らん。 室外機がまた良い味を醸し出してくれています。 萌える
旦過市場は大正時代のはじめに、この神獄川を利用していた船が荷をあげ商売を初めだと言われている。
旦過市場に訪問する前は、京都の錦市場のような所を想像していたけども…
観光客相手というよりも本当に「市民の台所」という印象。 通路の幅も狭く、買い物客で立ち止まっている人を避けながら、全長約180メートルの市場を進むのは大変やった。
にしても上を見上げればトタン屋根、メイン通路の他にも複数の枝分かれする道があり、少し入っただけでまるで戦後のヤミ市ってこんな雰囲気だったのだろうかというレトロ雰囲気を楽しめた。
現在 2度にわたる火災の影響で、再開発計画が滞っているどころか休業している店舗も多く、一日も早く活気ある商店街がもどる事を祈ります