北海道網走市のメジャー観光地でもある博物館網走監獄。
4期が決まっているテレビアニメ「ゴールデンカムイ」の影響もあり訪問してきました。 それと同時に近くにある本物の刑務所である網走刑務所。 その刑務所前にある刑務所作業製品展示場にも行ってきた備忘録です。
博物館 網走監獄に行ってみた
北海道網走市にある博物館網走監獄は1983年に開館し、旧網走刑務所の歴史的建物25棟を保存展示している野外博物館。 中には国の重要文化財に登録・登録有形文化財に指定されているものもある。
駐車場からスタートして、まず最初に渡る橋である鏡橋
「川面を鏡にたとえ 我が身を見つめ襟を正す」 という意味を込められたらしい。
網走駅正面にある駅名を記した看板が、縦書きなのは受刑者が出所した時に「横道に反れないように」という意味が込められているという話を思い出した。
いよいよ正面ゲート 看守の人形がリアルだ。 とゆうよりもここ博物館網走監獄には数多くのリアルなマネキンが登場する。
密かに楽しみにしていた、監獄前で掃除をしている五寸釘寅吉こと西川 寅吉の姿は見当たらなかった…
お土産コーナーにもリアルマネキン
ここでもやはりゴールデンカムイ。
ストーリーにも登場してくるから当然といえば当然か…にしてもマネキンがリアルだ。
囚人労働による北海道開拓の礎
施設内にある監獄歴史館などで映像を踏まえて詳しく解説もしてくれるけども、旧網走刑務所では明治時代初め、ロシア帝国の南下に備え急ぎ北海道開拓をする必要がありました。 そこで考えられた方法が囚人を労働力とし屋外作業で道路、トンネル、鉄道、農地を開拓させる。 当然のように悪劣な環境で死者が出てもお構いなし
冬の時期どんだけ寒かったのだろうか…
有名な放射状に広がる5つの舎房
放射状に広がる5棟の舎房。1カ所から舎房を見渡せれるように八角形の見張所。
ここでは独居房、雑居房など226房あり、最大700名が収容できたらしい。
自分も見張所から通路をみると、確かに一度に複数の通路を見れた。
天窓からの日差しが廊下を照らしてくれる
味噌汁の塩で手錠と視察孔を錆びさせ外したあと、自らの関節を脱臼させて天窓から実際に脱獄したシーンを再現
今も推奨されている黙食だったのだろう
寒さの厳しい場所なので、冬には廊下にストーブが設置されていたらしい。
冬はさぞ寒さが厳しいかと思うけども、自分が訪問した日は網走は暑く、温度計も30℃を超えていた…
15分だけの入浴と裁判所
病気予防の意味などからも入浴は回数制限がありながらも、時間は着替え、洗体、入浴すべてで15分と短いが、それでも囚人たちは楽しみにしていたらしい。
時代を反映するような個性的な髪型。
ナビで入れ間違えないでね。網走刑務所
博物館網走監獄を見学したあとは、どうしても行きたかった場所である刑務所作業製品展示場へ
刑務所作業製品展示場と網走監獄は車で7分ぐらいの距離と近いです。
ただ ここはリアルな現役刑務所の目の前。
ここに来るとき網走川に掛かっている橋(この橋も鏡橋)前にも『観光客の車での出入りを禁じます』とあった。
自分は刑務所作業製品展示場へ行きたかったので進みましたが、おそらく網走監獄と間違えてナビ入力しただろう困惑していた観光客の姿もあった。
網走刑務所だけじゃなく日本全国の刑務作業製品が販売されていた。
値段も安く提供されており、個人的にはまな板が気に入ったけども持ち帰るのが困難だと諦めた…
他にも値段が安くて魅力的な商品あり、ケチな自分もメモ帳など他数点を購入しました。
滞在していた10分ぐらいの間にも、他にもお客さんが来るなど知っている人は知っている場所なんだと感じた。
ここ網走だけじゃなく、全国にもこうした刑務所作業展示場があるので訪れてみるのも良いかもなと思った。