無人島に行きたいと思ってもどこか遠い場所に行かない…
と思っていても実は都心からも比較的近い場所にあるんです。それは神奈川県横須賀市にある 猿島
と呼ばれる場所
面積 約0.055 km2 周囲 約1.6 km の小さい無人島ですが、今は観光、海水浴をメインに多くの人が訪れているようです。
京急本線横須賀中央駅から徒歩と船で約30分で着けてしまう島
もちろん 日帰りも余裕で可能です。 とゆうよりも島には宿泊施設なんて無いので最終船で帰らないとえらい事になりますよ。
猿島に行くには船のみ
駅前にはスカレーというキャラクターがいました。調べたら横須賀市のご当地きゃらのようです 横須賀といえば米軍基地もあり、記念艦三笠もある海軍のまち カレーの印象が強いけども、スープカレーのような名前にも感じる
船は1時間に1本ぐらいのペースで出航しており、時期によって本数も変わるようだけど、 乗船時間は10分ぐらいとあっという間
出航時間までに乗船チケット(島上陸費込み)も手に入れ 時間を待ちます この時がワクワクしますね~
訪問日は平日ながら、それなりの人数でした。
自分のように島散策をメインにしている人もいれば、島で釣りを楽しむ人、またはBBQ、海水浴などなど
色んなタイプの人が乗船するので、それはそれで面白い光景
乗船して約10分ぐらいで到着
船は屋根がある席、2階開放タイプの席などあるけど… 自分は一番最後尾のイスに座ってました。 だって 降りる時は最短距離で一番に降りれられるから
さあ いよいよ猿島に到着です。
桟橋には往復する船で帰ろうとする人達も並んでました。 島は大きくないので観光だけなら1時間ぐらいでも可能なようです。
同じ船に乗っていた人が島に上陸したとき 『ディ●ニーシーに来た感じに似てるね♪』なんて言っていたけど…実際はどうなのでしょうか? 自分はその ディ●ニーシー に行ったことないからわからないけど テンションがあがるのは賛同するよ((´∀`))
いよいよ上陸、ガイドさんに色々教えてもらおう
同じ船に乗船してきた人たちは、桟橋を渡るとバラバラにちらばります。
ほとんどの人(とゆうかグループ客の全て)がそのまんま 浜を目指してる印象
初めての猿島
一人でも観光は出来るけど…せっかくなら効率よくまわりたいと思い
ひとり500円のガイドツアーに参加することにしました。
この選択が大正解でしたよ。 参加者ひとりひとりに受信機とイヤホンを貸してくれるので、ガイドさんが大声を出さなくても、近寄らなくても聞こえるので参加は楽でした。
そして ガイドでまわる範囲の猿島ならば階段とかもなく 自分でも十分に楽しめましたよ。
猿島の発電所
内部には入れないし、あまり近寄れないけど時代を感じます
この画像は道の途中にある さきほどの発電所で起こした電気をひっぱるケーブルを壁に隠していたらしいけど…
途中かケーブルむき出しに変更したらしいです。 理由は作業が大変だったからしいです
歩いているだけでも美しい ラピュタと言われるのも納得する
本当に美しい雰囲気です。 天空のラピュタの雰囲気とよく言われるらしいですが、今は台風の影響で草木が倒れてしまい。 以前はもっと神々しい雰囲気だったとか
にしても ツアー参加だと色んな話を聞けるので得した気分にもなります。
ガイドしていただける範囲は道も整備されてるので安心です。※坂道はありますけど…
画像の写真は遊歩道が出来る前のもともとの道らしい。
旧日本海軍が居た頃のトイレ
当時 海軍の食事は栄養価も高かったので、排せつ物も肥料として率先して使われていたらしい
豊かな自然が生い茂る猿島ですが、実は明治初期に軍の要塞だった歴史があり、当時建設された砲台やレンガ造りの建物などは国史跡として指定されているほど。
歴史を調べると お台場とかにも関連してくるから面白い
このトンネルにも工夫があり。 トンネル内部に傾斜がついており 奥の見通しをわざと悪くしているとのこと
トンネルの中には複数の部屋や通路が残っており、要塞として使用されていた面影が今も強く残ってました
落書き、ショッカーの基地も時間が経てば美しい?
今 この猿島は厳格に管理されているけど、昔はゆるゆるだったらしく 人が自由に往来して
このように上陸記念に落書きされる事が多かったとか… でも 時間が経つとその無法の落書きにも味が出てくるから不思議 古代文字のようにも見えてしまう
自分は世代じゃないと思うけど、ここは仮面ライダーの撮影で使用されたショッカーの基地らしいです。
撮影当時はこの猿島でショッカーだけじゃなく、仮面ライダーもバイクを乗り回していたとか 笑
島の歴史がわかる展示品もある
すごく綺麗な雰囲気
でも 訪問している人はほとんどいなかった…
レンガだけを見ても、時代により焼き方、色合い、組み方も違うので面白いですよ
ここ猿島は猿とあるけど、動物のサルはいないです。 それも調べてみると面白い
遺留品とかあるけど、ここの高射砲などは活躍することなく終戦後 米軍によって破壊されたようです。
と猿島の背景を調べると実に面白いです。
でも純粋に訪問して この猿島の無人島の空気に触れるだけでも特別感を味わえるかも
夏は海水浴客やBBQ目当ての人で多いようなので、ご利用は計画的に
売店などもあるので、帰りの船をまちながら まったり(*´ω`)も出来ますよ~