栃木県宇都宮市長岡町にある栃木県指定史跡である長岡百穴古墳。
初めて存在を知った時に宇都宮駅から比較的近い場所にあるんだと驚き、訪問を希望していたスポット。
このブログは長岡百穴古墳を歴史解説もなく綴っているという、誰のためにもならない個人的な訪問備忘録となります。

宇都宮市といえば餃子と大谷石のイメージが強い自分。 宇都宮駅に到着するなり餃子の誘惑がすごいけど、我慢しつつ向かう長岡百穴古墳。

到着した見学者専用駐車場(無人・無料)。かなりの台数がとまっており満車気味。
しかし実際に見学してるのは自分だけ。 みんなどこか違う場所を見学してるのでしょうか?

そんな駐車場の目の前にはドーンと長岡百穴古墳ビュー。
これは感動しますね。
埼玉県比企郡吉見町にある有名な珍スポット『吉見百穴』
こちらは有料だけども規模が大きく観光地化されているので、同じ百穴でも大きく異なるだね。

長岡街道を挟んで出入り自由の長岡百穴古墳。

各横穴には異なる観音像が彫られており、さながら集合住宅のようにも見える。 夜に見たら少しギョッとするかもw

完全無料ながら解説板なども設けてくれていますね。 ありがたい。

栃木県指定史跡でもある長岡百穴古墳。
百穴とあるけども現在数えられるのは52基らしい。 昔はもっと多くあったみたい。
ちなみに埼玉県吉見町にある吉見百穴は現在確認できる穴の数は219基。 まあ だいたいでOKだよね。京都の千本鳥居なんて山も含めば一万基以上といわれてるし。

先ほど見た解説にあった通り、各穴には玄門には扉石があった痕跡が素人目からでもわかる。

古墳時代末期(7世紀前半)のものと推定されているのに、屈めば実際に入ることが出来てしまう横穴。 自分が見落としてるだけかもしれないが立入禁止などの警告は見なかった。

各穴に掘られている彫刻は、穴ごとに異なっているので見比べていくのも面白い。 ちなみに彫刻は完成当時からの物ではなく、後世に彫られた物らしいです。

畑寄りの部分だけじゃなく、上の部分も階段などが設けられているので見学できる。

とはいえ手摺もなく、凝灰岩露頭の斜面なので細心の注意が必要。 特に雨などで濡れたときは気を付けるべきですね。 自分も降りるとき少し怖かった。

各横穴に扉石があったけど、現在は開放的に露出され劣化のペースも早いらしい。

百穴観音堂と西群にも小規模ながら8基の横穴。

観音堂横にどこかへと通じているだろう道。 すごく気になるけど時間が足りず諦め。 準備不足だとこうした心残りが生じるんだよな~

左の建物は公民館で奥の公衆トイレが利用できた。

どうしても地味に感じてしまう古墳だからか、はたまた交通量が多い国道からは長岡百穴古墳が見えず気づかれずらいというのが問題なのか… もっと有名になってもよさげに感じるんだけどなぁ。
もったいない

宇都宮駅から帰る前に、餃子の誘惑に負け立ち寄った来らっせ。
ドン・キホーテの地下にあって、人気餃子店を一度に味わえるというお店。 手軽に食べ比べが出来るとあって人気店だ。

餃子の誘惑には毎回負けるど、興味はあるけど毎回挑戦しないプリクラ。

